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詩「一編の詩」

出合った
込み上げる思い
一編の詩
 
乾いた心、内の僕の足下は泥の様で
頭の中の空白な部分
体が知っていたような感覚
一編の詩
 
今がその時か
縁の紡ぎか
一編の詩
 
目頭が熱く
口元をきつく閉じ
けれども言葉が漏れて
「ありがとう」と言う
一編の詩
 
何度も読む
繰り返し
一編の詩


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