散文詩「つまらない」

つまらない。

椅子に踏ん反り返って机に脚を投げ出す。
天井を仰ぎ見て心に浮かぶ言葉は「つまらない」
暫くして視線は天井を彷徨うがちらりと窓の外を見た。
「ああ、青空か」と、心が反応をした。

「空か」口を突いて言葉が出る。

つまらない日常でも空を仰げば空は青い。

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