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詩「救い」

本の中にあった
画面の中にあった
「ああ」それ以上声にならない
泣く
咽び泣く
なり振りなんて構わない
『救われた』その言葉が頭の中に鮮明に浮かぶ
只、洗われていく
暫くして気付くあれやこれや
少し恥ずかしさを感じて
「うん」と小さく言う
口元が笑みを作ろうとする
 
「ありがとう」


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