140文字怪談「私の首知りませんか?」

『ねえ……私の首、知りませんか?』駅からの帰り道女の声で私に尋ねて来る。私は無視をしてそそくさと家路を急ぐ。
この街では駅からの帰り道によくある光景だ。皆慣れている。

『俺の首知りませんか?』

私の心の中が恐怖で満たされる!新霊かもしれない!!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?