詩「万年筆」

ペンが紙の上を踊るのが好きだ
書く時のステップする音が好きだ

罫線すらない無地の紙
まだ何も書かれていない紙を前に少し緊張する
ペンを持つ手も力が入り無駄に紙の質についてなど考える
いざ、ペンを紙に乗せる
その途端、集中力が湧き上がり
見る間に紙の上は私の思考の地図となった

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