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詩「一枚の絵」

目の前にある絵
視線を逸らすことが出来ず
体ごと釘付けにされて
身動きが取れず
辛うじて息をしているのが分かる
頭の中で『いつまでこの状態なんだ』と問う
『分からない』
『知らない』
情けない即答をした
 
目が乾き瞬き
繰り返す
時間が告げ
やっと息を吸う
 
虜になった
一枚の絵


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