詩「在りし日」

在りし日の記憶
余りにも鮮明な在りし日
胸の内で浮かぶ度に揺れる
騒めく
刺激して鼓動早鐘のごとく打つ
私の全身が脈打つそれになったような様子
身を屈め己を抱きしめる
時をも脈打ちそうな様子
顔に出る感情
一時の抵抗
諦め力が抜け身を投げ出す脱力
在りし日の力
毒にも薬にもなり

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