詩「初雪」

空から一粒雪が落ちて来た
見付けた嬉しさに「雪!」と燥ぐ
そして次から次へと雪が降り出して、ブルッと身震いをした

庭から部屋の中に入り窓に張り付くようにして雪を眺める
窓辺が寒くなると毛布を持ち出し包まる

雪の白さにだろうか
口元がにやける

冬の厳しさの中に楽しみをひとつ

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