詩「詩人は夢を見る」

詩人は夢を見る
人よりも長く
虚ろ空ろと微睡みの中
瞬きもゆるりと光を取り入れ夢を見る
閉じた瞼の先の想像、空想、夢想
思考の中では収まらずに魂まで呼び出す始末
心は仲裁に入り
否、理性が仲裁に入るのだ

詩人は夢を見る
時に個の中では収まらずに吹き出す
人々は巻き込まれ


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