詩「揺らめいて」

ゆらりゆらりと雲間に月明かり
ゆらりゆらりとグラスを傾け
私は揺れるグラスの中を見詰める
思考が揺らめいて
無限の時でもあるかのように委ね酔う

静寂
思考
空気

音なき音
伝わる振動
言葉は言霊へ

己に染み渡る言葉たち
私の中は言葉の海
言葉の波間に漂う煌めき

フィナーレ

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