詩「夢現」

この世は夢現
儚い幻
余りに短い人生だから
夢に夢みて流されて
気付けば何処まで来たのやら

人生の足を止めれば夢現
夢の中で
人の世で
迷い迷って落ちて行く
不安が疑心に
疑心が絶望に
絶望が心の闇へと押しやって
出るに出れずで膝抱え

稀に奇跡の光が差して
振り出し始めるも
また人生

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