詩「高い高い」

高い高い
幼い頃父に抱き上げられた私はきゃきゃっと喜んだらしい

高い高い
大人になった私は空を見上げる
首が痛くなるほどに…

見上げた空は途方もなく高く

私の目指すものは何だろうと
私の掲げるものは何だろうと
私の高いは何だろうと…

高い高い

目を背けては見る繰り返し

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