詩「空しさ」

空しさを抱えた
抱えたけれど抱えきれないと思った
抱えたけれど抱きしめられないと思った

軽く重く

私を逆に飲み込んで行った

けれども

やるせなくて
苦しくて
安心もした

浸りたい
縋りたい

けれども抜け出したい

ああ矛盾

私は空しさを抱えた
もう一度抱えなおした

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