詩「空と地」

上を見れば空
下を向けば地

私が上を仰げば大空がそこにあり
天は遠くその距離を知る由もない

私が下を向けばそこにはコンクリートで固められた地
人が作った足の下の造り物
私は歩く、ただ歩く
歩く先に目的地が無ければ地は果てしなく続く

空も地も
私には途方もなく大きくて涙が出る

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