散文詩「優しい夜」

疲れたと身をベッドに投げ出したい日。
そんな月曜日の夜。

玄関の鍵を開け、一人暮らしの部屋に入る。
疲れた体は束の間、ドアを支えとした。
暫くすると私の好きな香りが漂ってくる。
「ああ」と声が出る。
休日に家事を頑張り、香りも新しくした。
体が解れてくる。
優しい夜に明日も頑張れそうだ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?