詩「人生の壁」

人生の壁とは何だ
己の見えざる壁ということか
人生を歩む道の途中で立ち止まる

何だ

知らず知らずに足を止めてしまった
立ち止まった足には重みが増す
ふと顔を上げれば先は見えず
目の前に立ち塞がる壁がある
悔しさが滲み出て
拳を痛いほど握り締め
見上げる
嗚呼、これが人生の壁か

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