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共鳴ネメシス解説ガイド【RSL期アンリミテッド】 #シャドウバース

自分だけで調整を続けたデッキであり、デッキレシピを見てもなかなか回し方がわかりづらいデッキだと思われるので、久しぶりにデッキ解説記事を書くことにしました。今期のアンリミMPランキングでは、4~6位でのフィニッシュがほぼ確定する程度には回してきたので、あまり間違ったことは言わないはずです。

デッキ解説

まずはデッキレシピです。

共鳴ネメシスといえば、フィニッシャーとしてグリームニルやマグナゼロを採用していることが多いですが、このデッキではそれらの採用はありません。単純にコストあたりの打点効率が悪いためです。
では、このデッキのフィニッシャーは何かと言うと、ラズリがデッキに埋めるレディアントアーティファクトになります。ここまででお気づきの方もいるでしょうが、このデッキには共鳴ネメシスという名前がついていますが、共鳴軸の動きのみでフィニッシュまで持っていくことはほぼありません。
よって、立ち回りは共鳴ネメシスというよりも、むしろジェネシスアーティファクトが入っていなかった時代の、レディアントアーティファクトでのOTKを狙うAFネメシスに近いものになります。

基本的な立ち回り

大前提として、ラズリからデッキに加わるレディアントアーティファクトを引き抜くためには、デッキ内のアーティファクトを事前に減らしておく必要があります。そのため、このデッキでは序盤戦でメカニカルドッグに生命の量産を使うことはほぼありません。
そして、ラズリ1枚から加わるレディアントアーティファクトは2枚しかないため、インテレクトサプライヤーを絡めても進化権込みで12点しか出ません。そこで、その残りの8点を埋めるのが共鳴パーツになるというわけです。

序盤でのカシム設置が成功すれば、ラズリも安着できますし、相手のライフをレディアント2枚の圏内まで削ることも難しくありません。しかしながら、カシムは当然のことながら最優先で除去されるフォロワーであるため、それを場残りさせるためのカードが必要になります。
この問題の回答としては、環境に存在している除去カードはシルバースナイプ、ラカンドウラ、マムの試験場といった対象を指定しないものばかりですので、スピネのアーティファクトやカプセルホムンクルスを横に並べて被弾率を下げることになります。

カプセルホムンクルスに関しては、0コストで場残りがしやすいうえに宿願の二刀で必殺を付与することで盤面に触ることもできるという、デッキによく噛み合ったカードです。カイザーインサイトを使うデッキなので手札枚数は減らしたくないのですが、宿願の二刀は手札枚数を増やしているので、差し引きでは手札枚数を損していません。

宿願の二刀というカードですが、これは1コストで展開することで自分のフォロワー1体に必殺を付与するトークンと相手の任意の対象に3点ダメージを与えるトークンを手札に加えるカードです。
最もオーソドックスな使い方は、相手のフラ煉の面に対して場残りしたフォロワーに必殺を付与して煉獄のダークナイトを倒し、3点ダメージでフラウロスを倒すことです。それ以外にも3点ダメージは条件を満たすことで相手のリーダーにもダメージを与えられるため、後半はレディアントで足りないダメージを補うためにも使えます。

カイザーインサイトを使うタイミングは1ターン目と手札から効率よく打点が出せないときです。回しているとわかってくるのですが、だいたい1ターン目、4ターン目、5ターン目のどれかに使います。逆に2ターン目や3ターン目に使うことは手札枚数的にもコスト的にも損なのでよっぽどのことがなければありません。

最後にこのデッキを使ううえで頻出のダメージについて、レディアントが1コスト4点ダメージ、ユアンが2コスト4点ダメージ、宿願の二刀が2コスト3点ダメージ、インテレクトサプライヤーが1コスト2点ダメージなので、レディアント2枚にサプライヤーと進化権を使えば3コストで12点、レディアントをユアンにするとコストが1増加、となります。
加速装置が設置されていればレディアントを4枚埋めて進化権とサプライヤーだけで20点ダメージが出ます。一応、加速装置なしでもレディアント4枚+サプライヤー1枚+メカニカルドッグ1枚=6コストなのですが、ラズリ2枚目の設置が難しい場合があるので先攻ならともかく後攻では狙いづらいです。

以上が簡単なデッキ解説になります。ここまで読んでくださりありがとうございました。

X (Twitter): https://twitter.com/kurosaki_kurozu

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