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2021年6月のTop10 Tweet

先月によく読まれた弊社Tweetの上位10をご紹介します。どのようなトピックに興味が集まっていたのかをご覧ください。

1位:Santhera社Vamoroloneは、DMD治療においてステロイドに代わるより安全な治療薬であることを示す

Santhera社は、デュシェンヌ型筋ジストロフィーの治療において、Vamoroloneがステロイドに代わるより安全な治療薬であると主張してきたことが、Vamoroloneとプラセボおよびステロイドのプレドニゾンを比較したVision-DMD試験のデータによって証明された。

2位:2021年6月の米国の医薬品承認関連イベント

<2021年6月の米国の医薬品承認関連イベント(主要な初承認薬や適応追加、諮問委員会等)のまとめ>
FDAはBiogen社のアルツハイマー病における運命を決定し、Ascendis社、Novo Nordisk社もPDUFAの決定を待っている。

3位:Googleが初の医療機器の発売に向けて準備中

<Googleが初の医療機器の発売に向けて準備中>
同社が遠隔医療ブームに乗るのにこれほど時間がかかったのは意外かもしれない。同社初の医療機器として、皮膚疾患の選別を支援するウェブアプリケーションDermAssistのCEマークを取得している。

4位:弊社日本チーム独自コンテンツ「疾患別の市場規模」

5位:Annovis Bio社ANVS401が認知症状を改善

Annovis Bio社ANVS401によってアルツハイマー病の認知症状が大幅に改善したというニュースを受けて、同社の株価は127%上昇し、60ドルで取引を終えた。確かにその改善の大きさは印象的でしたが、慎重な投資家が手を止めた理由はいくつかある。

6位:Amgen社、協和キリンのOx40抗体KHK4083 をライセンス

Amgen社は、4億ドルの契約一時金と最大8.5億ドルのマイルストーン支払いにより協和キリンのOx40抗体KHK4083 をライセンスした。年初にKymab社のOx40L阻害剤KY1005を買収Sanofi社と同じ道を歩んでいる。

7位:2021年5月の米国の医薬品承認関連イベント追跡情報

<2021年5月の米国の医薬品承認関連イベント追跡情報>
先月はFDAの決定が相次ぎ、Kras G12C変異NSCLC患者へのAmgen社Lumakras は2ヶ月以上の早期承認、癌治療薬J&J社RybrevantとBridgebio社Truseltiq が迅速承認された。その他もまとめてます。

8位:NASHにおけるNGM Bio社aldaferminが中止へ

NGM Bio社は、Nashにおけるステージ2/3の線維化患者を対象としたP2のAlpine 2/3試験aldaferminの試験で、いくつかの副次的な評価項目を達成したものの、主要評価項目は達成できず、このプログラムの中止を決定した。

9位:Novartis社の最も価値のある開発品は経口補体阻害剤iptacopan

Novartis社の最も価値のある開発品が経口補体阻害剤iptacopan なのは、意外かもしれない。希少腎臓病IgA腎症 において、高用量の投与でタンパク尿が23%減少したと中間報告をした。最も進むのはCalliditas社Nefeconで、9月までに承認決定予定だ。

10位:Guardant社Guardant360 CDxが3つ目のコンパニオン診断薬として承認

Amgen社Kras阻害剤Lumakrasのコンパニオン診断薬として、Guardant社Guardant360 CDxが承認され、これで3つ目となる。ただ、Roche社の検査は、2026年に145億ドルのを売上げる医薬品に使用される可能性があり、Guardant社の108億ドルに大きく水をあけている。


10位と僅差で、弊社日本チーム独自コンテンツ「疾患×MoA市場規模」が11位にいます。


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