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<2021/4/11-4/17>先週よく読まれたEvaluate JapanのTop5 Tweetのご紹介

コロナ感染者の推移がきな臭くなってきていて滅入りますね…
先週の1位と2位は武田関連の記事でしかも中止記事でした。上位3つがアンチセンス薬、ETBs、遺伝子治療薬と次世代モダリティを扱うものでした。4位は医療機器、5位は日本でも議論が始まったことでも知られる特別買収目的会社(SPAC)の話題でした。

私の本業Evaluate日本語版Twitterで先週最も閲覧されたTop5 Tweetをご紹介します(Twitterでは文字数の関係でTop2 Tweetのみ)。日本でのTweetでは、主にジャーナリストチームが毎日発行しているEvaluate Vantageの記事の紹介や弊社データコンテンツの紹介などをしています。

日本語版Twitterの内容+リンク、そしてVantage記事を紹介している場合は、Vantage記事のリンクも貼ってありますので、ご興味があればどうぞ!

1位:Wave社の第一世代アンチセンス薬2剤中止(ハンチントン病)

Wave社のハンチントン病への第一世代アンチセンス薬WVE-120101とWVE-120102は、期待外れの結果で中止された。Roche/Ionis社tominersenの失敗もあり、同疾患でのアンチセンス・アプローチ全体に疑問が生じおり、次世代WVE-003成功への道のりは長い。

2位:武田薬品CD38標的薬TAK169開発断念(再発・難治性多発性⾻髄腫)

#武田薬品 は、#再発・難治性多発性骨髄腫 への #TAK169 開発を断念し、導入元のMolecular Templates社に全権利を返還する。この製品はengineered toxin bodies (#ETBs)として知られ、腫瘍への浸透性が高いと期待されていた。

3位:Uniqure社の遺伝子治療薬etranacogene dezaparvovecが原因で肝臓ガンとなった可能性は極めて低い(血友病B)

Uniqure社の血友病B遺伝子治療薬etranacogene dezaparvovecのHope-B試験を襲った肝臓ガン症例は、遺伝子治療が原因である可能性が「極めて低い」ようだ。安堵感はあうが、リスクはある。2018年12月以降、ほとんどの遺伝子治療薬の売上予測は急落している。

4位:Medtronic社2つ目の肺動脈弁が最短4の審査期間で承認

米国の経カテーテル大動脈弁市場は、Edwards社65%、Medtronic社35%でほぼ固定している。そのため、闘いの場は僧帽弁、三尖弁、肺動脈弁に移ってきている。 Medtronic社は2つ目の肺動脈弁Harmonyを最も短い4.6ヶ月の審査期間で承認を取り付けた。

5位:特別買収目的会社(#SPAC)上場で多くが評価額を下げる

2021年は特別買収目的会社(#SPAC)とヘルステック企業間の取引が驚くほど増加した。 直近の #Somalogic 社のSPAC上場により株価は10%上昇したが、これは例外的なことで、多くの企業は買収を発表してから評価額を下げているのが現状だ。


ちなみに、弊社データコンテンツを紹介する定期Tweet(今回は、「適応症別の市場予測」 )は8位でした!

#エバリュエート #Weekly_Top5 #20210411_20210417

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