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2021年4月のTop10 Tweet

先月によく読まれた弊社Tweetの上位10をご紹介します。どのようなトピックに興味が集まっていたのかをご覧ください。

1位:Wave社第一世代アンチセンス薬2剤が相次いで中止に

Wave社のハンチントン病への第一世代アンチセンス薬WVE-120101とWVE-120102は、期待外れの結果で中止された。Roche/Ionis社tominersenの失敗もあり、同疾患でのアンチセンス・アプローチ全体に疑問が生じおり、次世代WVE-003成功への道のりは長い。

2位:ほぼ全ての主要製薬企業のSales Freshness index改善

ほぼ全ての主要製薬企業は、2019年に比べて2020年のSales Freshness indexが改善した。この指標は、10年以上販売している製品の売上比率を示す。例えば、Abbie社は74%が10年以上前の製品が占め、AZ社では44%しかない。

3位:武田薬品はAnima Biotech社と戦略的共同研究、ハンチントン病への新しいアプローチ法に着手

武田薬品はイスラエルのAnima Biotech社との戦略的共同研究に1.2億ドルを支払うことになった。今回はmRNAの翻訳を制御する低分子薬であり、2018年のWave Life Sciences社のアンチセンスに続きハンチントン病への新しいアプローチ法に着手する。

4位:BioCryst社経口補体D因子阻害剤BCX9930のP1/2データは良好

BioCryst社の経口補体D因子阻害剤BCX9930のP1/2データは、P3移行を正当化するには十分だ。長期的な問題として、Alexion/Astrazeneca社Solirisを含む多くのライバルとの混戦状態の中で、同社がどのように勝ち残っていくかということである。

5位:マーケティングの方募集(2021年5月4日現在)

<募集>弊社Evaluateのグローバルマーケティングチームの一員として活躍して下さる方を募集しています。
主に日本およびアジア太平洋地域におけるマーケティングを担って頂くことになります。
ご興味がある方は以下のリンクより詳細をご覧下さい。

6位:【基礎編 2-1 製薬業界の市場予測】

7位:武田薬品TAK169の開発断念、導入元Molecular Templates社に権利返還

#武田薬品 は、#再発・難治性多発性骨髄腫 への #TAK169 開発を断念し、導入元のMolecular Templates社に全権利を返還する。この製品はengineered toxin bodies (#ETBs)として知られ、腫瘍への浸透性が高いと期待されていた。

8位:Uniqure社血友病B遺伝子治療薬etranacogene dezaparvovecの肝臓ガン症例の疑いは晴れたが…

Uniqure社の血友病B遺伝子治療薬etranacogene dezaparvovecのHope-B試験を襲った肝臓ガン症例は、遺伝子治療が原因である可能性が「極めて低い」ようだ。安堵感はあうが、リスクはある。2018年12月以降、ほとんどの遺伝子治療薬の売上予測は急落している。

9位:2021年3月の米国の医薬品承認関連イベント追跡情報

<2021年3月の米国の医薬品承認関連イベント追跡情報>
Astellas社が昨年11月末に日本で承認を受けた腎性貧血薬roxadustat は、AZ/Fibrogen社がFDAから承認決定予定だったが急遽諮問委員会が開催されることとなった。その他もまとめてあります。

10位:Invitae社はGenosity社買収しパンデミック後のがん診断の需要増に備える

#Invitae社 は、昨年のリキッドバイオプシーに続き、#Genosity 社を2億ドルで買収し次世代シーケンス能力をを入手した。さらに転換社債発行で15億ドル以上を手にし、社内のR&Dとさらなる買収に使うと述べ、パンデミック後のがん診断の需要増に備えを固める。


#Monthly_Top10 #April2021 #エバリュエート #Vantage

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