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<2021/5/2-5/8>先週よく読まれたEvaluate JapanのTop5 Tweetのご紹介

ゴールデンウィークも終わり、皆さん通常営業でしょうか?予定通りと言いますか、感染が拡大し続けていて本当に気が滅入ることが多いです。既に、感染力が強いと言われている変異株への移行が進み、20代のみならず10歳以下の子供への感染も増えているため、二次的な家庭内感染も起こると考えると各家庭としての対応がより重要になってきています。皆様、ご自愛ください。

さて、私の本業Evaluate日本語版Twitterで先週最も閲覧されたTop5 Tweetをご紹介します(Twitterでは文字数の関係でTop2 Tweetのみ)。日本でのTweetでは、主にジャーナリストチームが毎日発行しているEvaluate Vantageの記事の紹介や弊社データコンテンツの紹介などをしています。

日本語版Twitterの内容+リンク、そしてVantage記事を紹介している場合は、Vantage記事のリンクも貼ってありますので、ご興味があればどうぞ!

1位:遺伝子編集治療薬CTX001でVertex社とCrispr社の3回目の提携

希少血液疾患、鎌状赤血球とβサラセミアに対する遺伝子編集治療薬CTX001でVertex社とCrispr社の3回目の提携をした。期待がいかに膨らんでいるかを示している。Vertex社は、9億ドルの契約一時金に加え、初回承認時に2億ドルのマイルストーンを支払う。

2位:2021年5月の米国の医薬品承認関連イベント

<2021年5月の米国の医薬品承認関連イベント(主要な初承認薬や適応追加、諮問委員会等)のまとめ>
Apellis社のPNH薬pegcetacoplanが承認予定だが、Ultomiris/Solirisが待受ける。一方、Heron社の術後疼痛治療薬HTX-011は、米国での再挑戦となります。

3位:新しい外科用ロボットメーカーVicarious Surgical社がSPAC上場

新しい外科用ロボットメーカーがSPAC上場する。Vicarious Surgical社は、単孔式腹腔鏡手術ロボットを2023年にFDAに承認申請予定だ。VR技術が採用され、同社によると「外科医が患者の中に入り込んだような感覚を味わえるユーザー体験」を提供するとのこと。

4位:Adcomは代替薬があるかどうかで3種類の抗PD-(L)1薬を支持

米国の諮問委員会は、3種類の抗PD-(L)1薬(Opdivo, Keytruda, Tecentriq)をほぼ支持したが、これは明らかに代替薬があるかどうかであった。今後、Adcomの勧告をどのように受け止め、どのような行動をとるかは、FDAの判断に委ねられている。

5位:Roche社SHP2阻害剤RG6433でKrasに参戦

SHP2阻害剤RG6433のP1を開始したとRoche社が明かした。SHP2酵素には、Krasのオン・オフの役割があると考えられ、Kras起因のがんを標的とする上で重要なメカニズムとなりつつある。同剤は、昨年12月にRelay社から導入したRLY-1971の新コードのようだ。


弊社日本チームの独自コンテンツは第6位

#エバリュエート #Weekly_Top5 #20210502_20210508

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