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<2021/5/23-5/29>先週よく読まれたEvaluate JapanのTop5 Tweetのご紹介

先週も中々忙しい一週間でしたが、天候も比較的よくて過ごしやすかったのがとても良かったです。これから梅雨入りをすると考えると少し憂鬱ですが、そうなったらそうなったらで仕方ないですね、、、

私の本業Evaluate日本語版Twitterで先週最も閲覧されたTop5 Tweetをご紹介します(Twitterでは文字数の関係でTop2 Tweetのみ)。日本でのTweetでは、主にジャーナリストチームが毎日発行しているEvaluate Vantageの記事の紹介や弊社データコンテンツの紹介などをしています。

日本語版Twitterの内容+リンク、そしてVantage記事を紹介している場合は、Vantage記事のリンクも貼ってありますので、ご興味があればどうぞ!

1位:Roche社の特発性肺線維症治療薬EsbrietがHFpEFに有望

<アメリカ心臓病学会>
収縮機能が保たれた心不全(HFpEF:拡張不全)では、これまでの心不全治療薬でも効果を示すことは困難であった。そこに、HFpEFに対する医師主導型治験でRoche社の特発性肺線維症治療薬Esbrietが有望であるという驚きの発表があった。

2位: Trop2抗原 を標的とした第一三共Datopotamab deruxtecanがTNBCで有効性を示す

Gilead社 #Trodelvy と同じ #Trop2抗原 を標的とした第一三共 #Datopotamab deruxtecanのTNBCにおける有効性を示す初期報告は、AZ社が1年前に10億ドルで権利を獲得したことが馬鹿げたことではなかったことを示唆している。

3位:筋萎縮性側索硬化症におけるBiogen社とIonis社のSOD1阻害mRNA薬tofersenにプレッシャー

筋萎縮性側索硬化症におけるBrainstorm社NurOwnやOrphazyme社arimoclomolなど立て続けの失敗を受けて、Biogen社とIonis社が共同で進めているSOD1阻害mRNA薬tofersenにプレッシャーが掛かる形になっている。

4位:AZ社CTLA4抗体Tremelimumab が突然成功

AZ社の失敗続きで優先順位を下げていたCTLA4抗体 #Tremelimumab が、突然成功を収めた。1L NSCLC試験 #Poseidon でのエンドポイントOSを満たし、Imfinzi/Treme/Chemoの3剤併用療法が化学療法単独療法に対して統計的に有意な利益を示した。

5位:大腸がん検査ガイドラインが変更され、血液検査市場の拡大に期待

<ASCO 2021>
大腸がん検査ガイドラインが変更され、血液検査市場の拡大が期待されている。Guardant Health社の大腸がん検査Lunar-2は早期大腸がんを検出可能ではあるが、市場に出るまで1年以上ある。まずこの恩恵を受けるのはExact Sciences社になりそうだ。


先週発信した日本チーム独自コンテンツはこちらです!



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