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<2021/3/14-3/20>先週よく読まれたEvaluate JapanのTop5 Tweetのご紹介

私の本業Evaluate日本語版Twitterで先週最も閲覧されたTop5 Tweetをご紹介します(Twitterでは文字数の関係でTop2 Tweetのみ)。日本でのTweetでは、主にジャーナリストチームが毎日発行しているEvaluate Vantageの記事の紹介や弊社データコンテンツの紹介などをしています。

日本語版Twitterの内容+リンク、そしてVantage記事を紹介している場合は、Vantage記事のリンクも貼ってありますので、ご興味があればどうぞ!

1位:Lilly社アルツハイマー治療薬donanemabが主要評価項目を達成

Lilly社のアルツハイマー治療薬donanemabが1月にTrailblazer-Alzの主要評価項目を達成したことで、時価総額が190億ドル近く増加した。3月13日に開催されるAD/PD 2021会議でこの試験結果が発表される。その時にこの治療薬が興奮に値するかが明らかになる。

2位:Accelerated Approvalsが増え、FDAの未確認薬への対応が厳しくなりつつある

数ヶ月前に静かに開始された確認試験に失敗したAccelerated ApprovalsのFDAによるレビューにより、4つ目の抗PD-(L)1薬、Tecentriqの承認が取り下げられることになった。最近Accelerated Approvalsが増え、未確認のままが多く、FDAが厳しくなりつつあるようだ。

3位:Lilly社アルツハイマー治療薬donanemabのTrailblazer-Alz試験の結果がAD/PD2021とNEJM誌で発表

Lilly社アルツハイマー治療薬donanemabのTrailblazer-Alz試験の結果がAD/PD2021とNEJM誌で発表された。同社の強気な主張は、論文での穏やかな結論とは対照的だ。FDAは、本薬の審査の前に2023年Trailblazer-Alz2試験の結果を知りたいだろう。

4位:3月のFDA承認予定のまとめ

Biogen社aducanumabへのFDA判断が3ヶ月遅れ、3月は予想以上に静かになりそうだが、2026年に10億ドルを超えるブロックバスター化が予想されるAstrazeneca/Fibrogen社の貧血薬EvrenzoやBMS/Bluebird社抗BCMA CAR-Tのide-celへの重要な決定が残っている。

5位:Morphic Therapeutic社経口α4β7阻害剤MORF-057は、良好なP1中間データを示す

Morphic Therapeutic社は、経口α4β7阻害剤MORF-057のP1中間データを発表した。単回投与12時間後に3つの高用量群(100mg、150mg、400mg)で受容体占有率が95%以上であった。これを受けて、この医薬品開発はまだ先が長いにも関わらず同社の株価が72%上昇した。


ちなみに、第3回目の弊社データコンテンツ紹介「疾患別開発ステージと上市時期」の話は、第6位でした。


#エバリュエート #Weekly_Top5 #20210314_20210320

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