AIのべりすと「天地創造」(作りかけ)

天地創造。
それが俺に課せられた使命だ。
この外宇宙で俺は生き延びなければいけない。
その為に、まずはここがどこなのか知る必要がある。
「……」
とてもじゃないが、人類には理解できないような光景が広がっていた。
何しろ、地面が無いのだから。
あるのは、星空と天の川だけだ。
その広大な空間を漂うように、巨大な建造物らしきものが無数に浮かんでいる。
まるで宇宙ステーションのようにも見えるし、都市のようなものもある。
中には高層ビルのようなものまであるようだ。
「……あれ? ちょっと待てよ」
俺は数キロ先に人工的な光源を見つけた。
それは明らかに、電気による明かりだったのだ。
「誰かいるのか?」
俺は急いだ。
何故なら、ここはあまりにも広すぎるからだ。
下手したら一生かかっても迷子になりかねない。
それに……
「腹減ったなぁ……」
もう三日も何も食べてない。
こんなところで餓死なんてごめんだぞ! そんな事を考えているうちに、俺は目的の場所へ辿り着いた。
そこには、先ほどの人工的な光とは比べ物にならないくらいに明るい場所があった。
「なんだこれ!?」
思わず叫んでしまう程に、そこは眩しかった。
そして、その場所には信じられないものが存在していた。
「城か?」
そう、西洋風の立派なお城なのだ。
それも、かなり大きい。
高さは100メートル近くありそうだ。
「でも、なんでこんなところに?」
疑問はあったが、とにかく助かったという気持ちの方が強かった。
どうやら人がいるみたいだし、話を聞けば何かわかるかもしれない。
「すみませーん!」
俺はとりあえず声を出してみた。
だが、返事はない。
もう一度大きな声で呼んでみる。
すると、今度は反応があった。
『誰じゃ?』
「えっ!?」
頭の中に直接響くような不思議な声だった。
どこか古風な雰囲気がある。
「あの~、すいません。実は道に迷ってしまって……。よかったら道を―――」
『お主、何者じゃ?』
質問を遮られた。しかも、さっきより少し低いトーンの声だ。
「えっと、俺は……」
しまった。
名前なんて考えてなかったぞ。
うっかりしてたな。
どうしよう……
俺が言葉に詰まっていると、
『ふむ、まあよい。入れ』
それだけ言うと、城の扉が開かれた。
「えっ!?」
中から現れたのは、一人の少女だった。
歳はまだ十代前半といったところだろうか? 透き通るような白い肌に大きな瞳、長い黒髪がよく似合っている。
着ている服はかなり上等なものに見える。
しかし、それよりも気になることがあった。
彼女の背中には純白の大きな翼があったのだ。
つまり彼女は天使ということになるのだが、これは夢なのか? いや、違う。
現実だ。
頬っぺたが痛いし、空腹感もある。
だとすれば……
「あなたは一体?」
「私は神族が一人、セラフィム族の姫君エルミアですわ」
「はぁ……」
神様って本当にいたんだね。

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