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どんな社会だとしても

昨夜、ある会話があった。

「そういうの、”社会の縮図”だと思うので、大丈夫です。気にしていません。」

「それも、”社会の縮図”ですよね。」

私より、ずっと年下のその人は、”社会の縮図”という言葉を使うことで、本当は納得のいかない事柄も、受け入れ、飲み込もうとしている様に感じた。

それが社会ってもの。その中で、自分は生きていかないといけない。

その社会ってものには、「お主も悪じゃのぅ。」という悪代官と金の亡者が、ずっと昔から存在するし、ジャイアン、スネ夫が消えて、みんな、のび太になる事もない。あんなに子供の頃に、勧善懲悪の番組を観て、ヒーローに憧れたのに、ヒーローになるどころか、悪の親玉や手先になっている大人がわんさか。

不思議だなぁ、と思う。でも、それには、良いも悪いもなく、それが世の中なのだ。それが人間ってものなのだ。人間ほど、不完全で自分勝手で自己本位な生き物はないと思っている。自分を含めて。

でもね、だからこそ、成長できるのだ。変化できるのだ。修正できるのだ。

自分で考え、自分で悩み、試行錯誤して、自分が良しとした方向に進む。

社会がどうであれ、自分は自分。どう生きるかは、自分次第なのだ。











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