敢えて、傲慢だと認めた上で善良に書く
まだ、日本って、こんな感じなんだ。
と、愕然とした。というのが、読書メーター、読んだ本ランキング1位の辻村深月の「傲慢と善良」の感想。すみません、傲慢な感想ですよね。
日本の恋愛・婚活事情の裏表をベースに、ミステリー要素も入れてのストーリー展開なので、結果が知りたいこともあり、どんどん読ませてくれる。最終章で、私の地元、東北大震災の被災地・石巻が出てきて、へー、こんな使い方する?って状態で読了。
この読者の多くは、きっと、恋愛・婚活現役世代。それも、この本の表紙のデザインからして、若い女性をターゲットにしているとみた。
そのターゲット層からずれた位置にいる私、それも、日本のそんな部分(本のストーリーに出てくる日本の恋愛婚活事情)が苦手で30年程前に海外に出た自分は、”え、まだ、日本ってこんな感じなんだ。”としか感じられないショボイ感想しか持てずにいる。ごめん。
でも、善良さを持って、私はオススメしたい。特にアメリカや他の国の男女・X性の方々(特に恋愛婚活中の!)に、是非、読んでもらたい、と。
是非、感想や意見を伺いたい。
そして、その感想や意見を、日本の読者と交換出来たら面白いだろうなぁ、と思ってる。
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