朝のコピー短歌(2019.11.03)広辞苑、

広辞苑、類語、ことわざ、オノマトペ
辞書や事典が机で背くらべ


他のコピーライターさんはどうかわかりませんが、
わたしの机の上や本棚の一角には、
背の高さがマチマチな辞書や事典がずらりと並ぶ。

広辞苑にはじまり類語辞典、故事・ことわざ辞典、英語のことわざ辞典、古語辞典、カタカナ語辞典、ネーミング辞典、音楽用語事典、コーヒーの事典、紅茶の事典、カクテルの事典、からだのしくみ事典…。もちろん、解説が他の辞書とはひと味ちがう「新明解」もいます。

最近、この棚に仲間入りしたのが「雨のことば辞典」(講談社学術文庫)。
※抜粋して解説を少しアレンジします。

猫毛雨 ねこげあめ ねこんけあめ
九州地方で使われていることばで、柔らかい猫の毛のような霧雨のこと。麦農家の人にとっては好ましくない梅雨時の雨をこう読んでいたとも。

年末梅雨 ねんまつづゆ
12月に入って、4日、5日間降ったりやんだり梅雨時のように降る雨のこと。菜種梅雨はよく聞くけれど、年末梅雨はお初。あと11月から12月ごろの雨は山茶花梅雨とも。

霧の小便 きりのしょうべん
長野県下伊那地方のことばで、霧の中から細かい雨が降ってくる様子をこう言ったのだとか。

これはコピーのためというより、短歌のために入手したのだけれど。
こんなことばがあったのね、ページをめくるたびに、思わずにやり。
こういう時間がたまらない😽


迷走中みそひとメモ

きょうのコピー短歌は、昨年 半年だけ通った短歌教室で提出した歌を改変したもの。

元歌は・・・お題は「仕事」

広辞苑、類語、カタカナ、数え方、
辞典・事典が背比べする棚

先生からのアドバイスは、仕事場であることをはっきりさせたほうがよいと。
たしかに、これでは本屋さんや図書館でも言えちゃうんだよな。
短歌は具体的にしたほうがよくて。

そこで、今朝は(も・・・ですが)、仕事をやらなくてはいけない、八ヶ岳に行かなくてはいけないので、これをアレンジすることに。

辞書をよりコピーライターらしいものにして、棚を机に変えて仕事場であることを明確に。

「オノマトペ」は擬音語擬態語のことで、詩を書く人、コピーを書く人は持っているんじゃないかなと。記者さんは持っていないかも? いや人によるか・・・。業種にかかわらず、言葉フェチは持っている。

「カタカナ」を「ことわざ」に変えたのは、字面の調整のため。あと「辞典・事典」と韻を踏んでいたのを「辞書と事典」に変えたのは、辞典と事典があるんだよというところ強調させるより、オノマトペを強調したかったから。それがいいのかよくないのかは、短歌若葉マークのわたしには判らず。

でも、上の句が「ペ」で終わるの、ちょっといいかも(笑)

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