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秘密の夜会のように

7月2日


朝起きて、角田健太お気に入りの場所に連れてきていただく。山の上に登り空気を吸う感じる。旅の中にこういうとっておきの時間があるとありがたい。秘密基地に連れてきてもらった気持ち。自然は最高。いいとこ知ってるな〜。「ここPVとか撮ると気持ちよさそうだね」と言ったら、「最新のアルバムのPVここで撮ったわ!」と。お〜!

10時頃THE PYRAMIDのみんなと合流し共に東京まで。国立に向かう道中、メンバーに混じらせていただき車に乗る。このタイミングじゃないとご一緒できないTHE PYRAMIDの面々。ワイワイ話しながら色々お話しを聞かせていただく。こんな貴重なオンリーワンな時間を持つことができて嬉しい。東京に入る。荷物を整理するために、途中、中河原の駅で降りて電車で自分の家に戻る。荷物を整理し、すぐに国立へ向かう。地球屋に到着しメンバーと顔を合わせる。リハーサルを行いメンバーでご飯を食べ色々と話す。あっという間に会場の時間。厚海義朗と2人でコードや曲の進行の最終確認、頭でイメージしながら、エアーで確認する。私も昨日のライブ後だったので、フルで切り替えなければ。我らは2番手、時間が来てライブを行った。胸いっぱいできた。(とにかくやり切った)トリのピラミッドが終わるまで素晴らしい時間を過ごさせてもらった。松村さん、厚海さんと顔を見合わせ「今日はやりましたな!」みたいな顔ができた。嬉しい。そして朝から行動を共にしたTHE PYRAMIDのメンバー、henrytennisの方、来てくださった方々とワイワイお話しさせていただき盛り上がって先ほど帰宅。

イベント「地球とピラミッド」は秘密の夜会だった


henrytennis

いや〜henrytennisさん こんな素敵な企画をしてくださり本当にありがとうございました。初めての私をちょこっとこのイベントに入れてくれて感謝感謝でございます。「とても素敵な空間だった」と言うと少し陳腐な言葉に聞こえるかもしれないが、すごい、、何て言うか、マジカルに満ち溢れていた。こんな夜があるんだって思うドキドキする夜でした。私はここにいる。そしてこの空間にいることができてとても幸せだ。この秘密の夜会に来てるような気がして、とても貴重だと思っていた。ずっとドキドキ ドキドキ ドキドキしていた。なんかの始まる黎明期というか唐十郎の赤テントのような雰囲気を感じた。行ったことないけど。そんななんかを見に来ている人だけが味わえる特権をきた人は感じられたらいいな〜と思った。SNSや映像ではわからないかもしれない。とにかく素敵だった。企画してくれたのにトップバッターでかますhenrytennisの出す音を面白かった。興味深く聞かせてもらいました。プレイもそうですが、すご熱いものを感じました。ありがとうです。2番手の私たちは、、後で後述するとして、トリのTHE PYRAMID。これがまた味のあるプレイとねっちりと音楽を思いっきり放出してくれました。


本当に心の底からパンク魂みたいなのでやるプログレッシブロック


THE PYRAMID、、ずっと前から、私がホライズン山下宅配便というバンドをやっている時から、「ここだっ」ていう時に対バンさせていただきましたけれども、今回はちょっと聴こえ方が違ったというか。ライブを見て目玉が飛び出した。道中を共に過ごして、バンドの成り立ち、メンバーの今の興味など、お話しできたも大きかったのかしら。

前回対バンした時とは、キーボード、ベース、フルート、、とメンバーチェンジしてる。新しい編成になったから聴こえる印象が違うのも当たり前と言えば当たり前ですが。

ライブではキーボードの小田くんの才能溢れるプレイにも惹かれた。フルートの浅野さんの音もすごく誠実で真っ直ぐでよかった。ミスさんのベースプレイは以前見させていただいたけど、溢れすぎて嬉しい。あのエモーショナルなプレイが見えるだけで、なんとも言えない胸の高まりを感じてしまう。恋か、、!ベースのうねりですね。そして角田健太のうねりをあげるグルーヴは最高だとしか言えない。弾き語りや歌ものとは違う方向に向いた変態エネルギーの爆発。変態の意味は「もとの姿から変わった形態。転じて、異常な状態」だからあってるよね。そしてドラムのゴローさんに関してはもう言うことなし! っていうか前から知ってるしもうよく見てるんであれでしたけどTHE PYRAMIDの最高なキーパーソン。普通のドラムじゃなくてゴローさんが叩くからTHE PYRAMIDとしての形になってると思った。とにかく眩暈がするほど良かった。
いわゆるプログレッシブロックとか難しいことをガチッと練習で合わせるとか、変拍子だったり急に展開が変わるものっていうのは、ただ技巧的で「うまい〜」「すごいキメだ」とかなりがちだと思うんだけど、この人たちは全員、もう心の底から、何か音を出してるって感じがして、、、うお〜となった。やっぱり「心の底からだ!魂やねん!」とか思いながら見ていた。心に響いた。胸が躍らないわけにはいかない。逆から言うと、心の底から出している音にも関わらず、すごい練習して鍛錬を積まなければならないタイム感とかリフとか達人めいたことをやってるの見て、、もう胸が躍らずにはいられない。というか「やってくれたね」みたいな感じになった。 僕はまあ角田君とはすごい仲良くさせてもらってるし、まあ本当に一緒にいて本当に良かったなと思ったし、 そのなんちゅうか友達が って言うとちょっとおこがましいですけども、知ってる人が人たちがこんな音を出せる、出してるって本当に本当にすごいぜ!世界の人に言いたいぜ!世界中の人に自慢したいぜ!みたいな気持ちになった。とにかくTHE PYRAMIDのライブの時、ひっさしぶりに腰 腰からダンスをしている自分に気がついた。腰の下からはクネりとダンスしていた。こうやって踊るのはこれもしかしたらコロナ以来じゃねえか!とか思いながら心の底から音楽を楽しめ体で踊れたのは、最高だって地球屋で思ってた。こんな夜、いいですね。本当に最高の夜になったしもっともっと来てもらいたいようなイベントだった。ま。知ってる人たちだけで楽しむってのも、、嫌いじゃないんだけど。もっとたくさん知ってもらいたいですよね。


ピラミッド、ヘンリーテニス、黒岡ダブルオーシャン
黒岡まさひろdoubule ocean
黒岡まさひろdoubule ocean

私事になってしまいますが トリオの方はね、また7月から新しい章に入るんで。まあちょっとどうなるかわかんないけど、まぁ。絶対面白いメンバーというかすごい境地に立つってね思ってます。今回も、特別なメンバーだったと思うし。フューチャーリングというか、本当にやってます。ぜひ見てください!って思いが強いです。もう本当にね。楽しみに見てください。本当にもう自信を持ってますんで!是非!是非!遊びに来てください。お待ちしておりますて気持ちです。

トリオの歌は、僕が自転車に乗りながらずっと何回も何回も歌を重ねてる日常の歌。ふと引っ張り出して忘れない歌をスマホに録音して歌にしてます。半分できたら歌のことをずっと思いながら何度も何度も歌詞をクルクル変化させたり探り当てながら歌に馴染ませます。染色職人が色つけするみたいに。そして歌を歌い続けた個人的な気持ちを世界を何倍にも何十倍にもしてくれる。厚海義朗と松村拓海がいることによって、個人的なものがどこか個人的なものを飛び越えて普遍的なものになる、って感じてます。その広がりを私は興奮せざるを得ません。

私が思っていた感じた一人の世界が誰かに届くような形で提供できる。僕は、そんなトリオになれたと思います。なれてると思ってます。

ここで一旦厚海さんは終わりになりますが、「また会える時あるます」と義朗も含めて含みを持たせて言っていましたので、そんな時を期待してみてください。義朗とのライブは2回だけでしたけれども、練習は何度も何度も回を重ねて良くなっていった。どんどんどんどん お互いの呼吸を確かめ合うような そんなねっとりとした濃密な時間を過ごせた。ずっと一緒にいたかのように。松村さんはいつも圧倒的な個であり続けていて頼もしい。今回地球屋で見せた義朗の圧倒的なプレイ、義朗しか出せない音は本当に美しかった。忘れないよ!

P.S.古美術のTシャツを着てくれてライブを見に来てくださった方と数名会えました!うれし〜!

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