#38 近くて近い出逢い。


また新たなる出逢いがありました。




同じ整形病棟のはす向かいのお部屋に入院していて、リハビリも同じ先生でほぼ毎日お目にかかる、自分からしたらお兄さん的な年齢の方。




先生とか看護師さんとか助手さんや他の患者さんにも話かけていためちゃくちゃフレンドリーなお兄さん。





そんなお兄さんが、部屋でのリハビリをが始まった頃リハ中の自分に話しかけてきた。





「それ難しいっすよね!」「自分は無理っす!」





と。




実はこのお兄さん、島の人ではないことを知っていた。




お兄さんがリハの最中、たまたま聴いてしまって。









なんと関東。
しかも東京の自宅から結構近い





諸事情でこちらに来ている時に骨折してしまったと。









この事実を聞いて、さっきのファーストコンタクト以来話しておらず、「ちょっと話したいなあ」っちゅう自分がいた。






そして昨日






「どうっすか?」






とまた話かけてくれた。




これは行くしか!と


「ちょっと聴こえてしまったんですけど、もしかして地元○○(地名)なんですか?」






この発言がキッカケになり、自分の病室と廊下でソーシャルディスタンスを保ちながら、20分くらい地元ネタや島のこと、事情とかを長々話すことになった。






「この島でこんな地元の話出来ると思わなかったっす!めっちゃ話合うじゃないっすか!最高ですよ」と喜んでくれた。








いやいやセリフ取らないでくださいよ


とは言わなかったけれど、まさしくそんな気持ちでした。





あまりずっと話してるとまた天敵看護師Nがすっ飛んでくるので




(このお兄さんもNが大嫌いなのを知っている)







LINE交換しました。





んで、はす向かいの病室でのLINEのやりとりを昨日の夜も続けてました。






なんか…ほんとに…

世界はせまい
世界はおなじ
世界はまるい
ただひとつ






残念ながら、いや良いことでのこり数日で退院が決まったらしいけど






関東もどったら快気祝いしましょ!



と約束しました。






また元気で関東での再会がたのしみです。





こんなことが本当にあるんだな…と驚愕したおはなし。

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