10歳の不登校YouTuberについてありきたりな話をしよう。

今話題になってる掲題の件について。
まぁ、ありきたりな話になってしまいますが所感を。
面倒なのでどんな子なのかとかどんな話題なのかはわかっているものと思ってそのあたりの話は省略して話を進めます。

賛否両論とか言われてますが基本的には否定的な意見が多いように感じます。動画も低評価の方が圧倒低に多いですね。
そもそも炎上を狙っての戦略だろうと思うので、それに対してマジレスするのもどうかなぁとは思いますが僕が個人的に共感や賛同を得れなかったポイントはこれじゃないかと思うのは
①理由が宿題
②他の子達をロボットだと見下した
この2点です。

ちなみに僕は小中高大学とどの学生生活も楽しく、何も考えずにただ学校に通っていました。ですが、学校には無理してでも行った方がいいとも特別に思わないし、通えないなら辛い思いまでして通う必要もないかなと。楽しかったけど特に何も考えないで通ってるだけだったので正直そんなに獲るものもなかったので、学校生活はなきゃないで良かった様な気はします。
ただ、通ってた事で楽しい思い出が残ったり思い出話が出来たり、友人が作れたなんて事はあるのでないよりはあった方が良かったような気もします。
行けない事情があるなら学校に通う事にそこまでこだわる事はないかなぁと言うのが僕の根本的な考え方です。

さて、話は戻って
①理由が宿題
不登校になる理由は何でも仕方ない、みたいな事を書いてるのを見ましたけど、話してる内容から普通にどの子供でもあるような小学生が宿題嫌だー！と言ってる程度にしか聞こえないのが問題なんじゃないかと。これが本格的に嫌で、宿題の事を考えるとお腹が痛くなるとか、吐き気を催すとか、そんなエピソードがあれば受け取り方も違うのかなと。
「僕、面倒くさいから宿題やりたくない！」
だから、学校に行かないって発想には流石に共感は得にくいでしょ。
まぁ、あくまで発信内容からそう見えるからって事ですが、面倒くさいだけなら学校行けばいいのになぁって思うけど。

②他の子達をロボットだと見下した
そう言う風に思ったんだから仕方ない、みたいな事を書いてるのを見ましたけど、思ったら何でも発信していいのかと言えば違うかなと。
10歳だし、そろそろ厨二病を煩う年頃なのでそう思うのは仕方ない事でしょうが、それをそのまま発信すればただ楽しく通ってる子達、頑張って通ってる子達や通いたくても通えない子達、そしてその親やその経験をしてきた人達から反感を買うのは当然かなと。
思うのは勝手だけどわざわざ発信する必要があったかなぁと思います。

主に以上の2点が批判的な意見が多い原因かなと考えます。
そもそも「不登校の子達を救いたい」が発信のメインなら①で本格的に悩み・辛い不登校児達の共感が得れるのか希望となれるのか甚だ疑問ですし、②はわざわざ発信する必要がないので、個人的な結論としては「10歳の不登校YouTuber」は炎上を狙いつつインパクトを残して名前を売る為の単なる親や周りの大人の戦略でしかないのかなーと言う感じです。
本当に「不登校の子達を救いたい」だけでやってるなら、その思いを糧に嫌だった宿題を頑張って、一生懸命勉強して将来ちゃんとした影響力を持って救ってあげるって選択肢もありじゃないのかなぁとかも思うし。
不登校児がYouTuberとして頑張って情報発信していくってのは今の時代らしくて全然いいと思うんだけどね。

あと、本人は本人で宿題の件で友人から遊ばないと言われたり、ちょっとした仲間ハズレみたいな経験をしてるようですし（このあたりの経験がロボットだと見下す要因っぽい気もします）、親も先生と宿題の件で揉めたような話が出てた（調べると両親も色々曰くつきみたいですね）ので、全体的に学校や学校生活、学校に通う子供に対して敵意と言うか、恨み辛みのようなネガティブな雰囲気が必要以上に出ちゃってるのもあまり共感を得られないところかなぁと。

まっ、ネタにマジレスしてもね。