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稼ぎたいならブログ100記事を気合で書くべき理由

「ブログは100記事を書いたらレベルアップする」というのは、ブログ界でまことしやかに流れている都市伝説ですが、これには賛否両論あります。

「100記事を書いたところで、収益が生まれる保証はない」

「需要がないテーマで100記事を書いても、骨折り損になるだけだ」

「そもそも数で勝負することが時代遅れだ」

等々、色んな意見がありますが、私の意見は『やる価値あり』です。

なぜブログ100記事を書くべきなのか? 理由は3つあります。

1:100記事あればデータが集まる
2:100記事書けば型が身につく
3:100記事書けば愛着がわく

それぞれ解説していきますね。


100記事あればデータが集まる

ブログは記事を書くことも大事ですが、それ以上に需要のある検索ワードを分析するのが重要です。

サーチコンソールで検索クエリを見ていると、様々な検索ワードの組み合わせが見れます。中には「こんなワードで検索してるんだ!」と驚くようなものもあり、分析すればするほど、ユーザーの悩みやニーズが読めるようになります。

しかし「どんな検索ワードで、ユーザーがブログを発見したか?」というデータは、そもそもアクセスが無いと拾えません。そして10記事や20記事ですと、なかなか十分なアクセスが拾えないものです。

そこで100記事です。100記事あれば、アクセスは最低限集まり、データ収集の量が取れます。

まったく需要のない記事から、人気爆発してる記事まで、すべてデータとして表示されるので、100記事以降の方向性いついて限りなくユーザーと足並みを合わせる事ができるようになります。

例えば映画やドラマの感想を書きまくった結果、一番人気が「漫画原作のドラマの速報&感想」だった場合、じゃあ漫画原作ドラマの記事を優先して作っていこうか、過去の漫画原作ドラマの感想も書いてみようか、となり効率的に人気記事を量産することが出来ますよね。

ここでデータが集まらず、当てずっぽうにAbemaのリアリティショーの感想を書いてみようか、いやAmazonプライムオリジナルの番組を紹介しようか…みたいに迷走したら、まさしく当てずっぽうで、リソースの無駄遣いになってしまいます。

100記事は、そのブログに求められている方向性を知るための、下積みのようなものです。なので100記事書くメリットは「データが取れる」これに尽きるでしょう。

100記事書けば型が身につく

これはライティング面のメリットなのですが、100記事を外注ではなく自分で書いた場合、少なからず書くコツ、いわゆる型が身につきます。

文章の型は、いわば作文や論文の型のようなもので「こう書いたら読みやすい」という構造から「この表現を使うとピッタリ」という語彙力までを差します。

例えば、よくある構造↓

・結論
・理由
・具体例
・関連商品
・結論

これが頭の中に入っていて、すぐにパッと文章がひらめくようになれば、ライティングの速度は恐ろしく上がるはずです。

しかし、一朝一夕でこの技術を身につけるのは難しいです。サッカーのリフティングのようなもので、数をこなし、身体で覚えて初めて無意識で書けるようになるものです。

そこで100記事のトレーニングは、ややきついですが、ライティング力を向上させる最適な量といえるでしょう。

型を身につけると、別のテーマのブログを書く場合であったり、ライターとして仕事をうける場合であったり、どんな場面でも役に立ちます。

その技術を教える事も出来ますし、書くことが手に職になる第一歩を歩めるでしょう。無論、何も考えずダラダラと記事を書いただけでは成長しません。

一つ一つ丹念に書いて、試行錯誤して、書き方を学習していく必要があります。ただ、100記事という量をこなせば「文章を書くの苦手だ…」という人でも、かなり楽になっているはずです。

100記事書けば愛着がわく

ブログって愛着がないと続かないんですよ。「これが私のブログだぞ!」と誇れるようなブログ、おもわず自分で見返して「よく書けてるぜ」と自画自賛してしまうようなブログ。

そういう思いがないと、なかなか続きませんし、作り込みも甘くなりアクセスが取れません。で、ブログの継続力は得てして愛着の有無によるところがあり、どれだけの時間と思考をそのブログに投下したか? が重要になってくるのです。

例えば、3記事書いただけなら、捨てるのは簡単です。「付き合おうと思ったけど、やっぱりやめるわ。あの話、無かったことにして」みたいな感じです。

でも100記事書いたら、それこそ10年付き合った恋人のようなもので、捨てるに捨てられません。人生のパートナーみたいなものです。自分の思考だったり、努力がそこに残るから、思い入れが出てくるのです。

まぁこんな事を言うと「感情論じゃないか。愛着がわいたって稼げないブログはクズさ」と言われるかもしれません。しかし、私が思うに、書くことにおいて確かに愛着と収益は比例しませんが、継続力に関しては比例すると思っています。

ブログは継続するだけでも大変です。継続していれば、ライティングの仕事を受ける時に名刺代わりになりますし、ブログの内容をSNSに転換してSNSを頑張ろう!という時もSNSの受け皿(あるいは深堀り用メディア)として活用できます。

ブログをすぐに投げてしまう人。これは本当に何者にもなれません。今の時代は、コンテンツを持っている人が有利な時代です。SNSだけで成り上がる人もいますが、稀です。

やはりSNS+重厚なコンテンツ(長文、動画など)の両面展開で勝つ方が楽ですから、

100記事を書いて愛着を持つ=ブログを継続する=重厚なコンテンツを持つことができる=凡人でも勝ちやすい武器が揃う、という論理で、100記事チャレンジは有用かなと思います。

100記事まで継続できるテーマを見つけよう

とはいえ、100記事は恐ろしく遠いです。1日2記事フルスピードで書いても50日かかります。そしてネタ切れ、情熱切れ、スランプといった罠も待ち構えていますから、完遂するのは大変です。

ですので、なるべく自分が書きやすいテーマを見つけて挑戦しましょう。オススメは、自分の経験から100記事ネタを生み出すことです。

例えば、ゲームやアニメに詳しい人なら

「今まで見てきたアニメ感想20記事、漫画の好きだったキャラ20記事、印象に残ったゲームのエンディング20記事、オタクの恋愛20記事、エヴァの考察20記事でいこう」

みたいな、過去の自分の経験を掘って書く感じでも構いません。

100記事を書き終えた時、集まったデータを見て、ようやく次の景色が見えるんじゃないかなと思います。以上、がんばっていきましょ。

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