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『癒しの家』から学ぶ・ワークショップのお知らせ

『癒しの家』から学ぶ
 ~それまでの方法に合わなかった人々が、代替メンタルヘルスのプログラムとして利用したプロジェクト~

素人くさいと見逃されがちな「あたりまえ」の感覚を研ぎ澄ました専門性について、今、自分が少しずつ動き出してみるとしたら、していけそうなことは何か、それぞれの立場から考えてみる時間はいかがでしょうか?
そういうことに、なんとなく興味がある方、どうぞ、お越しください。
お子さまとご一緒の参加も大歓迎です。

〇日時:
①2019年4月20日(土)10:00~15:00
②2019年5月18日(土)10:00~15:00

〇場所 「カスタナの家」
富山県中新川郡立山町前沢新町534
※富山地方鉄道「五百石駅」徒歩2~3分
会場での飲食、持ち込みOK。パン屋、定食屋、コンビニは、徒歩で行ける所にあります。

〇定員:8名くらい

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だいたいのタイムテーブル
*10:00~オープン
*10:15~はじめに
*10:30~上映「癒しの家」約1時間
*11:30~「今ある“支援”と何が違うんだろう?」
*12:00~お昼
*13:00~座談会「少しずつ動き始めるとしたら?」
*14:30~片付け 
*15:00クローズ
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〇申込・問い合わせ(神通一仁・尾川優子)
human.flower.info@gmail.com
呼ばれたい名前、メールアドレスを添えて、お申込みください。
天気がよいと、開催時間中に外に出ることがあります。ご参加希望の方は、前日までにお知らせください。

〇参加費 無料・寄付(ドネーション)制
次にこうした学びの場やつながりを必要とする人たちへ想いや願いをつなぐために、あなたにとって「負担とならない形」でお支払いいただけると幸いです。

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〇ご参考までに
「癒しの家」動画冒頭のご紹介
(精神科の病棟で働いていたソーシャルワーカーの話。)

これは、30年前の話。でも、今でもとてもはっきり覚えている。

最近、出産したばかりの若い女性が入院してきた。
病棟でスタッフと話をした。医者と看護師の何人かは、彼女を精神病だと言った。
数時間後にふっと思った。いったい彼女は普通に振舞えるのだろうか?
自分が病棟にいて、赤ちゃんが家にいるのなら?
彼女は一人で病室にいた。廊下には、いわゆる患者が大勢いて歩き回っていた。

次の日、彼女の夫が短時間の面会に来た。赤ん坊をつれて。
彼女は、小さい赤ちゃんに、ほんの10分くらい会った。すると看護師が来て言った。
「面会は終わりですよ、もう行かなければ。」それで彼女は狂ったように。
悲しみに圧倒されたんだと思うわ。それから憤ってもいた。
彼女は叫び声をあげ窓をたたいた。私は思った。
『彼女がああ振舞うのは、まったく正常だわ。』
でも、病棟の専門家たちは言ったわ。
「もっと精神症状がひどくなった」「もっと薬を与えなければ。」

本編へ続く…

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