Python 線やマーカーの設定

線のスタイル

作成するグラフの線やマーカーのスタイルは、各作図メソッドの引数から設定できる。

スクリーンショット 2020-09-05 20.05.25

スクリーンショット 2020-09-05 20.06.04

スクリーンショット 2020-09-05 20.06.29

同じ座標系にグラフを重ねて描いていく場合、線は自動的に色分けされる。線の色は設定されたカラーサイクルに従って循環する。カラーサイクルはplt.rcParams['axes.prop_cycle']から確認、設定できる。デフォルトではTableauというツールで開発された10色のカラーパレットが使われている。線の色は主要な色(例:'k')や、カラーサイクルのインデックス(例:'C1')の指定文字で指定できる。これらは'k--'のように、線種の指定文字とまとめて描くことができる。 他にはグレーの色合い(例:'0.5'),X11/CSS4で定義された色名(例:'gray')、デフォルトカラーサイクルの色(例:'tab:blue')なども指定できる。色の指定はc引数でも行え、この場合はRGB値を表すタプル(例:(0, 0, 1))も使える。

スクリーンショット 2020-09-05 20.07.18

スクリーンショット 2020-09-05 20.07.47

マーカーのスタイル

折れ線グラフにはデータ点を目立たせるためにマーカーを付けられる。マーカーの指定文字も線の色や線種とまとめて記述でき、色の指定文字の後に書く。

スクリーンショット 2020-09-05 20.08.27

marker引数からもマーカーを指定できる。marker引数には r'$¥clubsuit$' のようにして 𝐿𝑎𝑇𝑒𝑋 の記号も使える。また、マーカーは大きさ(ms)、塗り潰しの色(mfc)、縁の幅(mew)、縁の色(mec)を指定できる。

スクリーンショット 2020-09-05 20.10.15

https://colab.research.google.com/drive/1rhEx_F1LsKW4r3pXlPgC5pl6eaqTdgrQ?usp=sharing

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?