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vol.303 ももさんと桜に菜の花。

日本では先週、4/7ごろに見ごろを桜が迎えました。
そして自分は数年ぶりに桜とモデルさんというこの時期の王道ポートレートをももさんとしてきたお話。

7日の日曜日の午前中。
とある場所で合流し、人のいない静かな川沿いを二人で歩きながらロケーションを見つけてはももさんと桜を切り撮っていく。


周りに人がいないという中での桜ポートレートは人生初だ。
こんなにも綺麗に咲く桜並木なのに当たりを見回してもモデルさんもカメラマンもいない。

地元の人が時々桜を愛でるために散歩する姿を横目にしながら小気味よくシャッターを切っていく。

最初に撮っていた場所から移動した先は自分のお気に入りの場所。
駅からも遠い、バス停もない。
車でも時間がかかる場所は良い写真が撮れるだろうと思いながらも撮影の機会がなかった。
だから今回はももさんと来ることが出来てとても良かった。

公園の菜の花は植える時期などで花が低かったりする。
けれど野生の菜の花は自分でどんどん高く、高く背を伸ばす。
まるで自分だけをみて欲しいと言わんばかりに。
だから公園などの管理された場所の菜の花より自然の営みの中で成長する菜の花が好きだ。

風もなく、春の陽気が肌に心地よい。
フィルムカメラを持ってきたら良かったなと少し後悔したけれどそんな後悔はすぐに消えてしまうくらい光も綺麗だった。

この一枚、きっとわかる人は場所がわかるんだろうなと思うけれど、なんとなく春の北海道を想像させる。

自分のお気に入りの場所は綺麗だけれど撮影するところはそう多くないのでもう一度場所を変える。
最後の撮影場所もまた秘密。

てくてくと歩くももさん。
実はとある撮影を終えて向こうの方から歩いてきた時の一枚。

さて、どこにももさんがいるか分かりますか?
R5に85mmをつけて1.6倍クロップしてこの大きさ。
こういう時は70-200のズームレンズ欲しいなと思いますね。

でも画角が足りなくても、それでもシャッターは切ります。
だってこの瞬間は二度と来ないのだから深く考えずシャッターを切ることもきっと大切なことだと思うから。

ももさんとの撮影はこれで4回目。
これから先、どれだけ撮影できるか分かりませんがまだまだ撮影をして行きたいと思います。

では、また。

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