vol.174 白月りこさんを撮りにmer撮影会に
朝、ベットの上で目が覚めた時にふと思った。
「写真撮りに行きたい」
展示作品の撮影が少し続き、ようやく一息つけるようになった日の朝。
無性にポートレートを撮りたくなりmer撮影会のHPから予約を入れた。
そしてその日の午後に撮影させてもらったのが白月りこさんだ。
撮影場所は名古屋の茶屋ヶ坂公園という紫陽花の名所ですが、時期が少し早かったのか紫陽花は5分咲き程度でした。
持ち出したEOSR5にレンジファインダー時代のCanon50mm F1.2をマウントアダプター経由で取り付け、ファインダー越しにゆっくりとピントリングを回す。
Canon 50mmF1.2は後玉が曇るという持病があるが、その曇り玉が自分としてはお気に入りだったりする。
曇り具合にもよるが自分の持っているレンズは開放にすると全体が真っ白になってしまって使いにくいのでF2.0まで少し絞り込んで使うのが気に入っています。
まだまだ紫陽花には早い時期だったので多重露光という力技で咲いているように見せようとりこさんと話をしながら撮っていく。
Canonは多重露光で撮った結果がRawに記録されるのでガンガン使える。
今はPhotoshopで多重露光調の写真を仕上げる人もいるけれど自分は現場でモデルさんとこうしたら面白いんじゃないかなと話しながら構図を決めたりする時間が好きだ。
film時代によく多用していた多重露光をデジタルの時代にモニターを見ながら挑戦できるのは技術の進歩を感じますね。
りこさんを多重露光で撮影して、その可能性の多さに少し本腰入れて多重露光の道を進もうかと思っています。
では、また。
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