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運送業界は変われるのだろうか?

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運送業界に興味がある。
トラックドライバーになりたいとかそういうことではない。そもそも免許を持っていない。

営業職時代、商品倉庫と配送部門も併設された支店にいたので運送業界とのつながりが結構あった。
気がつくと身の回りにも運送業の知り合いが多かったりもする。
ネットで買い物することが多いので結構頻繁に運送業者さんが来てくれる。その中でいつも同じ人が来てくれる運送屋さんがあってそのドライバーさんとは挨拶以外に一言二言交わすくらいの仲だったりする。

運送業の知り合いと話していると運送業って結構古い体質のところが多いような印象がある。
職人気質なところはなんとなく良しとしても大手を除いてはデジタル化が遅々として進んでおらず電話やFAX、紙とペンみたいなアナログ感。
だけど運送業はエッセンシャルワーカーと言われるくらい私たちにとっては必要な業種。
それならもっともっと運送業界を良くしていけるんじゃないか?と一時期考えていた。

最近では「免許さえあれば誰でもできる仕事」的な感じで人が集められ、一気に増えた物量を捌こうという動きもありより一層デジタル化、システム化が急がれる業界とも言える。

私みたいなDXとかそういうのに精通していないど素人でも「この問題はこういうの使えばいいんじゃない?」とか「GoogleスプレッドシートとかGoogleフォームとかを使えばみんなスマホで管理できるんじゃない?」みたいな改善点がいっぱい見つかる。(運送業界はお客様の大切な荷物を預かって届けるお仕事なのでそんなGoogleなんとかでチャチャっと片付けることができないことは重々承知している)

また、内々のシステムだけじゃなくて外向きのサービス提供も開発・改善していけば運送業として一歩も二歩も他社と差別化できるし、単価も上がることで厳しい運送業界を生き延びることができるんじゃないかな?と考えていたところにこの記事が現れたわけだ。

記事の内容的には、吉田運送が災害時に移動可能なコンテナトイレを茨城県坂東市に優先供給するという協定を結んだ。というもの。

いつもならささっと目を通すくらいの記事なのだけど、つい気になって吉田運送さんのHPを見てみることにした。

吉田運送さんのHP

すごくシンプルでちょっと懐かしくなるような全体デザインのHPはテキストばかりでなく、動画も使っているあたりそのギャップ感が面白い。

また吉田運送さんは「アンドコンテナ」「アンドコンテンツプラス」という事業をスタートさせている。それが今回のニュース記事につながる。

コンテナを扱う運送屋さんならではの発想なのかもしれない。
コンテナを住居や店舗として使う・災害対応など様々な利用方法を提案&運送&撤去までやってくれる。

コンテナを売るんじゃなくてコンテナで実現できるライフスタイルを提案しているのだ。
コンテナを運ぶことのできるスキルを十二分に活かしつつコンテナで実現可能なライフスタイル提案をすることでただものを運ぶだけの運送屋さんから一歩前に踏み出した。

こうなってくるといずれAIに置き換わるんじゃないかと言われ続けている運送業の中で生き残れる可能性が大きくなったと言えそうだ。

と、運送業界の人間でもないし免許すら持っていない私がなぜか上から目線でニュースを分析してしまったがこのニュースで私が得た気づきはここじゃない。

例えどんなに短いニュースであっても興味を持って深掘りすると色々と面白い情報が現れるということ。そこからまたさらに知識を深め、もっともっと自分の考えていることや計画を進めるきっかけになるというところだ。

今自分が置かれた状況の中で最大限の素材や資金を使って何か新しいものや価値を生み出すためのヒントをもらえた気がする。

*今日は眠くてしょうがないので文章が支離滅裂ですが、いったんここで終わりにします…。眠い。

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