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【2級土木】令和元年度学科試験(後期)解答&プチ解説

こちらの記事では令和元年度2級土木施工管理技術検定試験のうち、学科試験(後期試験/2019年10月27日)の解答を少し解説しながらご紹介していきます。問題はスペース削減のため省略しますので、問題を入手のうえご覧ください。

※問題用紙はこちらのサイトでダウンロードすることができます。
株式会社東北技術検定研修協会→解答速報

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合格基準は「得点が60%以上」なので、24問/40問以上正解で合格です!
(No.1~42は選択問題、No.43~61は必須問題。全部で40問解答)

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問題01.解答1

室内試験か原位置試験か、どのような値が求められるのか、整理して覚えておきましょう。


問題02.解答4

知らない建設機械はYouTubeなどの動画サイトを活用して勉強すると良いですよ。参考:ロードローラー動画(youtube)


問題03.解答2

原則として、大型の締固め機械により入念に締め固めるのが正解です。こちら、類題が平成29年の1級土木で出題されていたようです。


問題04.解答3

「地下水位低下工法は、住宅地や道路部分の地下水位の高さを強制的に低下させて液状化による被害 を軽減させたり、地表面下の数メートルを非液状化層とすることにより、液状化が発生する可能性を 軽減し、液状化の被害を抑制する工法である(国土交通省HPより抜粋)」

ウェルポイント工法(Wellpoint Method)が該当します。


問題05.解答1

コンクリートに関する出題は学科・実地共に多いので要注意です。風化して密度が大きくなるとは考え難いですね。


問題06.解答4

打ち込んだコンクリートの横移動禁止や養生中のコンクリートを乾燥させてはいけないなど、基本事項はしっかり覚えておきましょう。


問題07.解答3

気温によって許容される施工時間が異なります、細かいですがしっかり覚えて得点につなげましょう!


問題08.解答2

重要な部分を優先して取り外してしまう、、、とは現場をよく知らずとも違和感を感じますね。消去法で選択肢を絞って自信を持って回答したいです。


問題09.解答1

もし専門外の分野であっても、少しの知識があれば正解できる可能性があります。試験までまだ時間がある場合には、それらの問題にも目を通して見ると良いでしょう。


問題10.解答4


問題11.解答3

これは頻出の図ですね。どこの名称を問われても良い様に覚えておきましょう。

ここから専門です。問題31までの20問から6問を選択して回答します。

問題12.解答4


問題13.解答3


問題14.解答1

もし試験用の参考書の前にコンクリートの入門編をお探しでしたら、こちらの書籍をオススメします。基本的なことも解説がちゃんと付いており、新人の方にも◎♩


問題15.解答2

平成29年にも同様の選択肢が正解となる問題が出題されていました。河川堤防についてはこちらの記事をご参照ください。

※引堤とは…河川改修工事において、水路幅の拡大、堤防法線の修正などのために既設堤防を堤内側に移動させることをいう。(みんなで作る土木用語辞典より


問題16.解答1

こちらも平成28年に出題された問題に似ていますね。


問題17.解答2

堰堤の構造はよく問われますので、名称や役割、施工順序について理解し覚えておくと良いでしょう。


問題18.解答4

水を集めて”地滑り地内に浸透”させちゃマズイですよね、大問題ですww


問題19.解答1


問題20.解答4

「転圧終了後、一般的には舗装表面の温度がおおむね50℃以下となってから交通開放します。これは、交通開放直後のわだち掘れなどの舗装の初期変形を抑制するためです。(日本アスファルト協会HPより抜粋)」


問題21.解答2

ヘアクラック(hairline crack)とは、名前の通り髪の毛の様に細くて短いひびの事です。


問題22.解答3

底面ではなく”表面から”が正しいです。


問題23.解答4

問題24.解答1

問題25.解答3

問題26.解答1

問題27.解答2

問題28.解答4

問題29.解答1


問題30.解答2

ちょっとヒントが少ない分難易度高めですが、平成30年にも似た選択肢が正解となる問題が出題されていましたので、しっかり過去問で学習していた方は正解できたのではないでしょうか。


問題31.解答3


ここから問題42 までの11問から6問を選択して回答します。

問題32.解答4

労働基準法第26条により平均賃金の60%の休業手当を支給しなければなりません。


問題33.解答3

性別は関係なく、18歳未満に足場の組み立て・解体作業をさせてはいけません。


問題34.解答1

作業主任者が必要な作業って結構多いのですが、余裕があれば覚えておくと得点に繋がりますし、実務でも役立つと思います。


問題35.解答2

建設業法に付いては金額含めて理解し覚えておきましょう。最新でない参考書を使って学習している方は特に建設業法の改定には注意が必要です。


問題36.解答3

道路付属物に該当するものとしては、柵、街灯、標識などが該当します。


問題37.解答2

これは類題を見かけたことがあります。選択肢2は単なる掃除ですので法律上は問題ありません。


問題38.解答1

問題39.解答4


問題40.解答3

騒音と振動はセットで「誰が・どこに・いつまでに」届け出る必要があるのか覚えておきましょう。トラブル防止のためにも知っておきたい知識です。


問題41.解答2

上記問題と合わせ、どの作業が特定建設作業となるかも押さえておきたいポイントです。


問題42.解答4


※ここから必須問題です

問題43.解答3

計算方法を知っていれば正解できる問題です。ぜひ練習しておきましょう。

0.8-2.0=-1.2
1.2-1.7=-0.5
1.6-1.4=0.2
1.6-1.7=-0.1
10-1.2-0.5+0.2-0.1=8.4m


問題44.解答4

問題45.解答2

似た図は出題された事があると思うのですが、必須問題なのが厄介ですね。消去法である程度絞って正解確率をあげるしかないでしょうか。


問題46.解答1

建設機械はどんな役割をするのか覚える際に、まずは動画でどんな動き方をするのか知ると良いです。YouTubeでの検索がオススメ♩


問題47.解答3

平成29年と問題が似ていますね、調達計画は、労務計画、資材計画、機械計画が主な内容となります。


問題48.解答2

変更があればすぐに反映してください。これは普通に考えておかしいので、正解率できそうですね。


問題49.解答1

トラフィカビリティーはコ-ン指数で示されます。どの建設機械がトラフィカビリティーの低い土地でも走行可能かも問われる事がありますので整理して覚えておくと良いでしょう。


問題50.解答4

工程表にも色々な種類がありますよね、有名なものは名称と特徴をセットで覚えておきましょう。


問題51.解答2

3+7+8+4=22日
(クリティカルパス:0→1→3→5→6)


問題52.解答3

ヘルメットにも有効期限があるのご存知でしょうか。見落とされがちなので注意して頂きたいです。


問題53.解答4

20センチから40センチに変更となっています。


問題54.解答1


問題55.解答2

明らかに危険が伴う天候の際は作業中止です。それっぽく書いてあって引っ掛かりそうな問題ですね。


問題56.解答3

前回(前期試験)に引き続き、x- R管理図からの出題でした。


問題57.解答4

データ総数は2+4+10+4+2=22となり選択肢4が誤りです。


問題58.解答1


問題59.解答2

「1回の試験結果は購入者の指定した呼び強度の強度値の85 % 以上」を満たしていません。レディコンはちょっとした計算が必要な問題が出題される事が多いです。苦手意識のある方は是非対策をしておきましょう!


問題60.解答3


問題61.解答4

特定建設資材は「コンクリート、コンクリート及び鉄から成る建設資材、木材、アスファルト・コンクリート」の4つです。こちらで類題などご紹介しています。近年頻出ですので、是非とも攻略したい項目です。


さいごまでお疲れ様でした!(・ω・)☆
問題数が多いので大した解説をしなくとも3千字を超えてしまいます、
どうやったら見やすく書けるでしょうか...悩ましい💦

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