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【2級土木】平成30年度学科試験(前期)解答&プチ解説

こちらの記事では平成30年度 2級土木施工管理技術検定試験のうち、学科試験(前期試験)の解答を少し解説しながらご紹介していきます。問題はスペース削減のため省略しますので、問題を入手のうえご覧ください。

※問題用紙はこちらのサイトでダウンロードすることができます。
株式会社東北技術検定研修協会→解答速報

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合格基準は「得点が60%以上」なので、24問/40問以上正解で合格です!
(No.1~42は選択問題、No.43~61は必須問題。全部で40問解答)

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問題01.解答1

土質調査の試験に関する問題。平成27年度にも室内試験はどれか、という問題が出題されていました。しかも正解がその時と同じ…!これはラッキーでしたね♪


問題02.解答3

トラクターショベルさえ分かれば正解出来たのではないでしょうか。知らない建設機械はYouTubeなどの動画サイトを活用して勉強すると良いですよ。


問題03.解答2

せん断強さが大きく、圧縮性や膨張性が小さく、施工しやすく、トラフィカビリティー(建設機械の走行性)が確保しやすい材料が望ましい。


問題04.解答3

押さえ盛土工法は側面に滑りを抑える盛土をしたり、勾配を緩くすることですべりを抑えるものです。


問題05.解答1

主な混和材としてフライアッシュ(発熱量抑制など)・シリカフューム・高炉スラグ、混和剤としてAE剤・AE減水剤・流動化剤などを覚えておきましょう。コンクリート初心者の方にお勧めの本をこちらでご紹介しています。


問題06.解答4

調べたところによると、単位水量は185kg/m3以下、単位セメント量の最小値は270kg/m3だそうです。邪道ではありますが、この数値を知らなくても「セメント量の”上限”」が定められているという文言に疑問を持って頂ければ正解できたかもしれません。


問題07.解答2

下層のコンクリートに10センチ程度挿入します。


問題08.解答4

重ね継手は同一断面に集めないようにします。


問題09.解答1

中堀杭工法は低騒音・低振動で施工可能な方法です。


問題10.解答3

リバースサーキュレーション工法は「泥水」が正解です。


問題11.解答2

親杭横矢板工法は止水性が低く、施工が容易で経済的です。


問題12.解答2


問題13.解答3


問題14.解答1

アルカリシリカ反応はコンクリート中のアルカリと骨材中のアルカリに反応する鉱物が反応して、吸水性の物質を生成することです。この物質が吸水の際に膨張してコンクリートを内部から破壊してしまうため、ひび割れの原因となります。


問題15.解答4

河川堤防に用いる材料は、①水に溶ける成分や有機物を含まない、②施工性がよい、③乾湿の変化による膨張・収縮が小さく、④透水係数が小さいものが良いとされています。


問題16.解答3

流速が速い場所では、間知ブロックを使用します。


問題17.解答1

岩盤の場合は1m以上。砂防堰堤に関する類題をこちらでご紹介しています。


問題18.解答2


問題19.解答4

平成20年度のNo.19に同じような問題が出題されていました。しかも選択肢の間違っている箇所も一緒です。路上混合方式で行うのが正しいやり方です。


問題20.解答1

道路のアスファルト舗装の施工に際し、横継目部は上下層の継目が同位置とならないようにします。


問題21.解答3


問題22.解答2

スプレッダで敷き均し、コンクリートフィニッシャで締め固めます。フロートは仕上げで使う道具です。


問題23.解答2

カーテングラウチング(グラウト)。監査廊はダムの堤体内部に設けられる通路です。


問題24.解答1


問題25.解答4


問題26.解答3


問題27.解答1


問題28.解答3


問題29.解答2


問題30.解答1


問題31.解答3

平成28年度のNo.31で似たような問題が出題されています。礫混じり土及び礫混じり砂の硬質土の地盤では、砂基礎が用いられます。


問題32.解答1

賃金は原則として「通貨で」「直接労働者に」「全額を」「毎月1回以上」「一定の期日を定めて」支払うことと定められています。


問題33.解答4

業務中の負傷などは、たとえ退職しても補償を受けることが出来ます。


問題34.解答3

平成28年度のNo.34に同じ選択肢がありました(ブルドーザの掘削、押土の作業)。車両系建設機械の運転は、機体重量などにより特別講習または特別教育を受ける必要があります。


問題35.解答1

現場代理人は主任技術者との兼任が可能です。主任技術者や監理技術者の配置については、建設業法についてのページでご確認ください。なお平成28年に政令改正が行われています。


問題36.解答4

車両の幅は2.5mです。これも平成28年度に同じような問題が出題されています。


問題37.解答2

河川法の目的は、災害防御・水利用・環境整備とその保全です。ダム、堰、水門、堤防、樹林帯なども河川管理施設に含まれます。河川の区分(1級、2級、準用)とその管理者(国、都道府県、市町村)も確認しておきましょう。


問題38.解答1

2m以上接している必要があります。


問題39.解答4


問題40.解答3

騒音規制法と振動規制法で微妙に異なってくるので、しっかり頭の中で整理しておきましょう!舗装版破砕機は騒音ではなく「振動」で該当します。


問題41.解答2

所定の期限内(7日前まで)に市町村長に届け出る必要があります。平成22、28年度などに類題が出題されています。


問題42.解答4


問題43.解答3

水準測量で「地盤高」を求める問題はよく出題されていますね。

高低差
2.6-0.6=2.0m
0.4-1.8=-1.4m
1.6-0.2=1.4m

地盤高さ
10.0+2.0-1.4+1.4=12.0m


問題44.解答2

契約書は設計図書に含まれません。


問題45.解答4

まさか2年連続で出題されるとは思いませんでした!平成29年度のNo.45で全く同じ図が使われています(選択肢は異なります)。


問題46.解答3

ローディングショベルは地表面よりも高い部分の掘削に適しています。


問題47.解答1

「近隣環境」に労務の供給は含まれません。


問題48.解答4

民間工事であれば、下請負契約の総額が4,000万円で作成します。


問題49.解答2

今回は式が問題中に提示されているので、これに当てはめて計算すればOKです。当日は電卓を使用できないのでご注意ください。

Q=3×1/1.25×0.7×60÷2
Q=3×1×0.7×60÷(2×1.25)
Q=126÷2.5=50.4


問題50.解答4


問題51.解答3

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3+6+8+4=21日


問題52.解答1

安全・衛生教育などは、元方事業者が場所や資料の提供を行います。作業場所の巡視は毎日行います。


問題53.解答4

手すりの高さは85㎝です。足場についての規則はここ10年でちょこちょこ変更されていますので、過去問を解く際にはご注意ください。


問題54.解答2


問題55.解答2

特別教育ではなく「技能講習」になります。


問題56.解答4

PDCAサイクル(計画・実行・評価・改善)。


問題57.解答1


問題58.解答2


問題59.解答4

3回の試験結果の平均が予び強度以上である必要があります。そのほかの項目についても、プラマイいくつまでOKか確認しておきましょう。


問題60.解答1

バイブレータ方式の方が低騒音です。


問題61.解答3

特定建設資材は「コンクリート、コンクリート及び鉄から成る建設資材、木材、アスファルト・コンクリート」の4つです。こちらで類題などご紹介しています。


最後までご覧いただきありがとうございます。
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