見出し画像

どたばたワクチン接種のお話

どうも。猫の館MEオーナーの小倉です。

開業10周年記念の8月22日に、noteデビューし毎月22日には最低でも記事を書いてゆこうかな、と思っていたのに、今日は9月22日ではなく、10月22日ですよ。

あれ?ひと月分、どこへ行った?

…忙しいという言い訳はしたくないので、忙しかったということは申しませぬ。それに忙しいのは今に始まったことではなく、10年ずっとそうですしね。

このnoteは思いっきりプライベートな話題も書く!と決めていたので、本当は9月に「昨年8㎏痩せた話」を予定していました。でも書けなかったのは、新型コロナウィルスの2回目のワクチン接種をしたら、その副反応とその後の体調不良が激しくて、だるくてだるくてルーティンワークをこなすのも辛くなってしまって、気が付いたら次の22日、本日になっていたというわけなのです。

で、8㎏痩せた話もしたいのですが、ワクチン接種にまつわる話も今ならネタとして昇華し始めたのでいいかな、と思いまして今日はそちらの話を先に書くことにします。


そもそも、私はいわゆるアレルギー体質というやつでして、幼稚園児の頃から、春先になると目が腫れたり、鼻炎が激しくなったりしていました。まだ花粉症って病名がないだけで、花粉症の発症がかなり早かったのかもしれません。そして5歳の頃、気管支喘息も発症します。

ちょっとエビを食べ過ぎると蕁麻疹が出て、インフルエンザワクチンでも一度、高熱を出したこともありました。

成人してからは花粉症の症状が重症化し、くしゃみのし過ぎで肺に穴が開き、3週間入院したこともあります。自然気胸というやつです。これは本当に痛かったし呼吸が出来なくなってきて苦しかったです。

それから40歳の頃、百日咳に罹患して寝込んだことがありました。百日咳とはよく言ったもので、本当に完治までに3か月かかりました。一時食べるのも辛くて、歩くこともできないくらい弱ってしまい、「このまま死んじゃうのかな」って本気で思った時期がありました。

免疫が落ちたせいかわかりませんが、百日咳が治りかけた頃、クインケ浮腫という症状に悩まされました。血管神経浮腫という言い方もありますが、病態的には蕁麻疹の親戚なんですって。つまりはアレルギー反応ということ。これが本当にまた辛くてですね。

ある日、すごい有り得ないほどまぶたが腫れて真っ赤になって、お岩さん状態になるんです。片目だけの時もあれば、両目とも腫れてしまう時もあり、ものの本などには「痒みはない」と記載されていることが多いですが、すごく痒いです。毛細血管の内出血を伴うので、腫れた翌日からはだんだん打たれボクサーみたいに赤みが黒く変わってゆくのも辛かったです。

お化粧でも隠れないし、むしろそのチークに反応してまた顔が腫れる、みたいな悪循環を繰り返しまして、ようやく黒味もかゆみもおさまったな、という頃、また次の浮腫がボンッ!ってある日出るんです。まだ今より若いので、今より本当に恥ずかしくて、深めの防止とサングラスで近所のスーパーマーケットにお買い物に行って最低限、食料は切らさないように、という感じで過ごしていました。

その頃「●回目のクインケさん」と記録していたのでよく覚えているんですが、ちょうど10回、繰り返しました。だんだん腫れ方が地味にはなってきていて、10回目の腫れが終わった後は、何事もなかったようにそれ以来、クインケ浮腫の症状は出ていません。本当になんだったんだろう、あれ?

ま、というようにアレルギー体質があるため、ワクチン接種会場で正直に既往歴を書いたんですよ。そして私はワクチンを打ってもらいたくて、会場に行っているわけです。なので大げさにはせず、でも虚偽の報告はできないのでまあ過去にこういうことがありました的に記入したわけです。

そうしましたらですね。問診で引っかかってしまいまして、皆さん次々接種部屋に移動してゆくのに、私だけ延々と追加質問されることになり、挙句の果てに「先生に聞いてみますね」ということで待機となりまして、、、。

そして医師の問診で呼ばれ「ここは集団接種会場だからリスクある人打てないなー。病院で打ってもらったほうがいいんじゃない?」とまさかのNGになりかけました。理由は何かあった時に対処できないから、ということなので、それはわかります。わかりますけど私、今日打っていただく気満々で来てるんですよ?せっかくの打つ権利あるのに、打てないんですか?

私「えー、お願いだから打ってください。打って欲しいのです」
医「でも、ここは寝て打てる場所もないし、いやだなー」
なんて問答していたら、そこに機転の利く看護師さん登場。
看「先生、ありますよ。使っていないだけで寝て打てる場所、ご用意しています!」

神!その一言、ステキ。
かくして、私の書類には赤いシール(きっと要注意のひと)が貼られて、順番待ちの椅子には座らず、奥の小部屋に案内されて、横になってワクチン接種をしてもらいました。しかも皆さん接種後は15分安静にして待つ椅子コーナーに移動してそこで15分経過したのちに帰宅という流れなのですが、
「30分ここで寝て待ってくださいね」とバスタオルを掛けられて安静。

全く問題なさそうなので起きて様子みてようかなー、と思って起き上がろうとしたら即座に遠くで監視していた看護師さんが「横になってください!」と飛んできて制されてしまう始末で、思ったより厳戒態勢を敷かれ驚いた次第です。

2回目も「もう少し軽めな感じでさらっと問診クリアできるかな」という作戦に出てみたんですけれど、やっぱり赤シール貼られて別室待機になって、同じコースで帰宅となりました。

2回目の接種当日も普通にお店に立ち、レジも〆て夕飯も取って、とそこまでは良かったのですが、夜に熱が上がり、体の節々が激痛になり、本当に両手の指の関節まで全部痛くて痛くて、食欲はまったくなくなり、3日くらいつらさのピークが続き、その後もひと月たっても、実際には今もまだ、完全復活!という感じになっていないのです。

若い人は副反応がすごいと聞いていましたが50代だし、そしてモデルナではなくファイザーだし、まさかこんなにつらいとは思ってもいませんでした。

そんなわけで、どうやって体調と気分を上げて行くか、そんな裏課題とこのふた月くらい闘っていたのでした。

思い切りプライベートな話なので、お店のブログで延々と引っ張って長く書ける話題でもなく、先月のnoteをさぼった言い訳を長々書き記した次第です。

次は「8㎏瘦せた話」を語りたいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?