Canva最高

Canvaの何がすごいか、素人目線で語らせてくれ。

Canvaというサービスをご存じだろうか?
簡単に言うとWeb上でハイクオリティなデザインができるツールだ。オーストラリアの企業が開発しておりもともと英語版を使っていたが、2017年には日本語版がリリースされ、(英語が苦手な筆者としては)より使いやすく進化を遂げている。(なんとアプリまである!)

筆者はもともと3年前にこのサービスに出会い、直観的なUI、にじみ出る親しみやすさ、アップデートのスピード感などに惹かれ、デザインをする機会はそうないのだが、ついつい開いては「ふむふむここが素晴らしいな」と見入ってしまう。

特にデザインの専門家でもなんでもないのだが、UIUXについて独学で少し学んでいるくらいだが、その素晴らしさについて語らせてほしい。そして使ってみてほしい。あわよくば共感してほしい。

この記事は、いえらぶ Advent Calendar 2019の12日目です。

(・・・そうなのです。この記事はアドベントカレンダーに寄稿予定です。
UIUX的観点を養うためには、とにかく様々なサービスを「見て→仮説を立てて→評価する」という繰り返しが必要だと思っています。「あ、こういう観点で見てるのか。」と少しでも感じ、実践するための手立てとして活用していただければ幸いです。アドベントカレンダーの1記事としての役割を果たすことができます。)


1.なにこれおしゃれ

まだ使っていない方はまず開いてみてほしい。

Canva: https://www.canva.com/

えー!なにこのトップ!マウス動かしたときのこの動きなんなんですか!おしゃれ!楽しい!

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マウスの動きに合わせて背景がぷよぷよと変わっていき、Canvaの活用場面を次々と見せてくれる。
そして画面全体はいたってシンプル。画面左側にある「登録+小さくログイン」という構成はよく見るものと変わりない。ただ、これだと「新規会員」の獲得ばかりを狙っているようでどうも既存会員としては好きになれない。
しかし、画面右上に、「登録」が強調されてこそいるが同じ大きさのボタンで「ログイン」がある。ログインを探せばすぐ見つかる。ありがたい。


2.なにすればいいんだろう?ってならない

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なんかいろいろデザインできそう!
この、「なんかいろいろできそう!」というのは人をワクワクさせるもの。と同時に「なにをしたらいいんだろう」という絶望への入り口でもある。

だがそんな心配はまったくいらない。どこからどういっても、デザインの作成を開始できるからだ。

まず左上の「デザインを作成」
クリックすると補助付きの検索窓が現れる。

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「なるほど、作りたいものから選ぶといいのね!」
しかも、「+カスタムサイズ」があることで、「推奨」以下のそれぞれを選ぶと、おそらく用途に適したサイズのキャンバスが現れるだろうとユーザーに思わせる!!!
わざわざ「作成するキャンバスのサイズを選んでください」なんて書かずに伝える。憎いね。

そしてテンプレートが並ぶメインエリアの「デザインを作成 >」
これだけテンプレートが出てれば、どれかしら選べる。自分がポスターを作りたいなら「ポスター」を選ぶ。プレゼンテーションを作りたいなら「プレゼンテーション」を選ぶ。至極当然な流れだ。
「へー、こんなのも作れるんだ」
何もインスピレーションのない状態で開いたって、そのカテゴリ分けしたテンプレートを眺めているだけで、自分が作りたいものが何なのか知ることができる。そして作りはじめることができる。

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3.とりあえずやってみたらできる

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デザイン系の作成画面は、「まず何をしたらいいのか分からない」というのが往々にしてあるのだが、中身が見えるテンプレートのサムネイルがサイドメニューにあるため迷い知らず。

そして何よりも素晴らしいのはクリックでもドラッグ&ドロップでもテンプレートや素材を挿入できること!
クリックして「あれ?入らない・・・」とか、ドラッグしようとして「できないんかい」とならない。親切。


4.無視しない

とりあえずやってみるで実際にやってみた人が何かしらのフィードバックをもらえる仕組みは、下手にマニュアルを整備するよりもユーザーの学習を促進する。(もちろん、できないというフィードバックを返すことも必要)
※これには戻るボタンが画面の分かりやすいところにあることも寄与している。失敗しても戻ればいい、という安心感をユーザーは得ることができる。

オブジェクトを選択したときも、必ず画面上部のツールバーに「できること」が表示されるので、何かしたいときはクリックしてツールバーを見るというルールを学習することができる。

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Canvaは絶対に我々を無視しない。
何かしら、フィードバックをしてくれるのが、Canvaなのだ。


5.おわりに

改めてCanvaを見て言語化をすることで、何をもって自分が「使いやすい」と感じているのかが明確になった。
まだまだ細部を見れば分析できるところは無数にある上に、他にも語りたいプロダクトはたくさんある。

もっとUIUXについてアウトプットとインプットを繰り返して、自分がCanvaに陶酔するように、自分の生み出したプロダクトに陶酔する人を一人でも増やしていきたい。

※ヘッダー画像はCanvaを使って1分で作りました。#CANVALOVE

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