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本の紹介「日本の樹木ポケット図鑑」 増村征夫著/マガジン紹介のお礼

花(樹木系)や木の名前が気になる人にお勧めの一冊です。340種類の樹木が載っていて、文庫本サイズなので持ち運びも便利です。スマホで何でも調べられる時代ですが、やっぱり本がいいと思っている人向けの樹木図鑑です。

散歩や旅行中に気になる木に出会うと、その木の名前を知りたくなります。通常、そのように気になる木というのは、きれいな花が咲いていたり、実がなっていたりすることが多いと思います。

この樹木ポケット図鑑は、①花の色で見分ける、②果実で見分ける、③葉で見分ける、④木肌で見分ける、⑤樹形で見分ける、というように分けられています。大部分(約80%)は①と②ですから、花好きな人に加えドングリ等の果実好きな人にもお勧めです。また、本をペラペラめくりながら探しやすくなっています。

各ページには、木の説明に加え木全体の絵、葉の絵等も記載されているので、調べたい木と同じ特徴を持つ木がどれなのか探しやすいと思います。

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最近は、スマホ画像からAIで花の名前を調べるという便利な手段がありますが、本をめくりながら自分で調べるというのも楽しいと思います。

植物や自然や散歩や山歩きが好きな人にお勧めの一冊です(文庫本なので値段も手頃)。

コロナ自粛のため、自宅でこの本を眺めて楽しむのも良いと思います。
ネットで調べたところ、新潮文庫のポケット図鑑シリーズは、他にも
「散歩で出会う花」、「ハイキングで出会う花」、「高山植物」、「野鳥」等、色々あるようです。


樹木図鑑の紹介記事を書いていたら、下記の記事でyuca.さんが私のことを「植物好きのnoterさん」としてマガジン「季節の花」とともに紹介してくれました。とは言っても、自分は植物好きなの?と自問してみました。好きか嫌いかと言えば好きかな、樹木図鑑の紹介記事も書いているし。でも、虫も鳥も青空も雲も好きだから、結局、自然が好きということかな。

 yuca.さんは、小説好き(書くのも好き)なOLさんで、今年の春には【小説noteでお花見】を企画してくれて私も参加しました。朝日新聞社の運営サイト「かがみよかがみ」にエッセイが掲載されたりもしています。 yuca.さん、ありがとうございました。