ペーパーライクフィルムってさ

なんぞや

iPadで絵を描くことについていろいろ調べていると、
「ペーパーライクフィルム」というものが必須だよ〜という人たちがいました。

iPadの画面にApple Pencilではツルツルして書き味が悪い、そこでペーパーライクフィルムを貼ればまるで紙に鉛筆で書いているような書き心地なのだという。
僕も例に漏れず買って使ってみて、そして剥がした話です。

エレコム iPad Pro 11 (2018) フィルム ペーパーライク ケント紙タイプ TB-A18MFLAPLL

使ってみた

使った感想は抵抗感はアップしたけど紙ではないかなという感じでした。
それでもやはりツルツルよりは描きやすくて、ペーパーライクフィルムが必須だと言う人がいるのもわかると思いました。

ただその代わり、
ペンでないとき、指で操作してる時にはそのザラザラ感は嫌いでした。おまけにもちろん画面も見づらくなりますし。

剥がした

それまでの慣れというのがあるので短期間では本当の良し悪しはわからないものです。
だからしばらくは使う気でいたのですが、二週間くらいで剥がしました。
使っていてふと見るとペン先が削れてたんです。
二週間ずっと描き続けていた訳でもなく、週末に４時間くらいがっつり描いたあとで発見したのでほんとのところどんなペースで削れていったのかはわからないし自分が筆圧高すぎなのかもしれない。
ただワコムの板タブのペンでは５年くらいペン先なんて変えたことなかったので、削れているのを発見した時は結構驚きました。

そして剥がしました。

結論

今はフィルムは何も使ってないのですが、何も貼っていないとなんかキュッキュしてるんです。
よく言われる「ガラスに鉛筆で描いている感覚」とは違うと感じます。ペーパーライクフィルムのざらついた抵抗とは感触が違うんですけど、粘度（？）のようなキュッキュ感があってペン先がすっ飛んでいくこともあまりないです。
ちなみにこのキュッキュ感は汚れてるとダメで、ペン使う前は画面をよく磨かなきゃいけない。

結局「ペーパーライクフィルム」は必須ではないという感じです。
人が機械に合わせていけばいいと思います。

以上、1年前の出来事でした。