みかんの思い出、みかん・絵日記
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みかんの思い出、みかん・絵日記

みかんと言えば、こたつの上にぽん、ぽん、ぽんと置いてあるオレンジ色の物体。
みかんと言えば、冬にダンボール買いして、爪をオレンジ色にしながら家族で食べる物体。
みかんと言えば……

目が緑、体がみかん色のねこ、「みかん」

「みかん絵日記」という漫画はご存知でしょうか。
主人公は「みかん」。先程書いたように、体がみかん色のしゃべるねこです。

しゃべるだけではなく、お酒も飲むし、立って歩くし、字も書ける。
なんというハイスペックねこ。
でも「ねこらしさ」は全然欠けてない。

こぼりたつや(@tatsuya_kobori )さんの企画、3000文字チャレンジに興味をそそられ、お題である「みかん」を見てまず思いついたのが、「みかん絵日記」の「みかん」でした。
そして、せっかくnoteも登録しているんだし、とnote練習も兼ねて、ひっそり参加させていただきます。
食べ物みかんじゃないですが、許されるでしょうか(一抹の不安)

みかん絵日記

1988年、少女漫画雑誌【LaLa】に掲載されていました。
私がこの漫画を知ったきっかけは、義理の母。
古いダンボール箱の中に色々な漫画が入っていて、その中の1シリーズでした。

私は、昔からねこが好きです。
そして、そのねこが主人公ともなれば、漫画好きなのも相まって夢中で読むというもの。
しかも「みかん」は、しゃべってお酒を飲んで、立って歩いて絵も字も書けるハイスペックにゃんこながら、「ねこらしい」部分は全く失われていない。

安孫子三和さんの絵柄の雰囲気も、「みかん・絵日記」の柔らかで、しっとりしていて、小さく「ふふっ」と笑ってしまうこのお話にとてもマッチしていたように思えます。
作者様なんですから、当たり前といえば当たり前なんですけどね。

みかんの「ねこらしさ」「ねこらしい」魅力というのが、この絵にマッチしていて、柔らかそうでとても可愛いんです。
画像を出せないのが口惜しいですが、ふにゃふにゃとしていて、甘える仕草もしながらも――どこか、そっけない。

もちろん、話数が進むごとにみかんのそっけなさは見えなくなってくるのですが、ねこならではな距離感が、素敵。

当時の私は確か中学生か、小学生高学年か……絵柄の古さが気にならないほど、ほんわりと心が暖かくなる漫画でした。

みかんのこと

さて、そんな漫画の主人公、みかん。
彼はとてもおしゃべりです。

物語の序盤、またたび酒やビールを飲みながら、ほろ酔い顔で人間の主人公、吐夢(とむ)と話します。
そのうち、紆余曲折ありつつ吐夢の家族に「しゃべるねこ」だとバレて、甘えながら、吐夢と喧嘩をしながら、たくさんのことをしゃべります。

みかんって、とっても元気なやんちゃなねこなんですよね。
だけど、本当に物語の序盤の序盤、「しゃべれるねこ」であることはずーっと隠そうとしていました。

それもそのはず。
みかんの最初の飼い主――タツゾウが亡くなったとき、声を、出してしまう。

「じィさん…朝だよ。起きようよ…」
「ごはん、ちょうだい…」

周りには、タツゾウの親族。
一瞬でその場が凍り、「化け猫だ」、と。

……このあたりのお話は、切なくて、悲しくて、なんともやるせないものがあります。

だからこそみかんは、吐夢に拾われたときもずっと隠そうとしていたんですよね。
吐夢と出会うまでにも、気味悪がれて、化け猫呼ばわりされて。

立ってしゃべってお酒を飲んで、ファミコンで遊んで、元気いっぱいのみかんの過去は、「しゃべるねこ」であるからこそ、みかんの中の「恐怖」。
序盤の話は、みかんと吐夢と、そして吐夢の家族が心を通わせることができるようになるまでの内容で、私は一番好きなパートですね。

そのうち、みかんは奥さんができて、子供ができて、その子供もしゃべれるようになってとその後のお話も大好きですけども。

そうそう、「みかん・絵日記」というタイトルさながら、みかんは作中で絵日記を書いてます。
これがまた可愛くて、ほっこりしていて、小学校低学年くらいの絵日記を見ているようです。なんというか、和む。

この1ページだけでどれだけ可愛いと言っているんだか……はっは。

みかん・絵日記のアニメ化

そんな「みかん・絵日記」は、実はアニメ化もしてるんですよね。
1992年~1993年まで、秋から初夏にかけてやっていました。
1年くらい……?

さすがにその頃は私もまだ物心つくかつかないか、みかん・絵日記を知ったころはそれなりに成長していて、とっくに終わっていたので見たことはありません。
あの漫画の雰囲気と、作り出される空気が好きというのもあって、見たいかと言われるとちょっと怖いですけどね。

それでも、実際にしゃべって、動いて、表情豊かなアニメーションになっているみかんは見たくもあって。
とはいえ今は見る手段はだいぶ限られているので、プライムを愛用している私の身としては、そのうちプライムビデオに来てくれないかなぁなんて淡い期待を抱いています。

検索してアニメ画像を見る限り、悪いものではなさそうなのだけれど。
みかんのおてて可愛いです。
ねこのおてては共通して可愛いですが。

みかんのこども

そうそう、個人的にはずせないのがみかんの子供、「りんご」
りんごという名前をつけられたんですが、なんかほぼほぼ「こりんご」って呼ばれていたような。

こりんごは、みかんの子供だけあって実はしゃべれるようになるねこになります。
しかも字も書ける。ハイスペックにゃんこからハイスペックにゃんこジュニアが生まれた。

物語の後半、ちょくちょく彼が中心となる話が出てきます。
今でも印象に残っているのは、みかんたちと別れて、とあるおばあちゃんの家で暮らすようになった話。

こりんごが自分の意思で、一人暮らしのおばあちゃんの家で暮らしたい、と言い出すんですが。
みかんの「子離れ」の話でもあり。

なんだかんだで自分と同じようであるこりんごのことを、子供だということはもちろん理由でしょうが、何かと気にかけていたみかん。
ずっとずっと守ってきて、育ててきた息子から向けられる「意思」。
その意思を、受け入れる、父親みかん。

密かに個人的名シーンだと思ってます。

……一時期、こりんごがしゃべるようになり、みかんはしゃべれなくなる期間があったのですが、そのお話もまた濃ゆくて好きで。
こりんごを諭すシーンとかね、ほんとね。
今思い出すだけでもちょっとうるっときてしまうくらい。

そんでもって、ここでお話することは簡単ですが、やっぱりなんかちょっともったいない。

ので、ひとことだけ。

「言葉」ってなんだろうね。

終わりに

というわけで、「お題:みかん」について、思うままに書いてみました。
みかんというか、ねこというか、漫画というか。
期限もいつまでなのかちょっとわからなくて、もしかして大幅にオーバーしてるんじゃないかなと思いつつ。

みかんのお題でこれはありか?と考えつつも、連想してしまったので勢いのまま書いてみました。
みかんはみかんなので許してください。
許されない?ごめんなさい。
反省はするかもしれないけど後悔はしないです(?)

今後ももし書けそうなお題があったら、つづってみたいなぁと思っています。
いつもキーワードだとかトレンドだとかここに何を盛り込んでだとか、ぐるぐる考えてしまっているので、たまにはこんな発散文章も良いなぁなんて。

あと「みかん・絵日記」のファン増えてください。
完結しているので安心して読めますよ(?)
むかーしの漫画なんだけれど、今でもすごく面白く読めると思うんだよなぁ。

みかん可愛いよ、みかん。

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