産院選びミスった!壮絶な出産の記憶5
つづきです。
病院食に驚愕
私が産後、何よりも楽しみにしていたのは食事です。
妊娠中ずっと悪阻に苦しめられてきたので、一度も美味しく気分良くご飯を食べられたことがありませんでした。
Youtubeで一体何時間モッパン動画や大食い動画を観たことでしょう・・・
テレビでご当地食材を食べまくる出産経験のありそうなマダムたちを見て、
「いつか私もたくさんご飯食べられるの?本当に?無理でしょ?」
と到底信じられなかったものです。
※私は元々大食いで食べることが生きがいだったので、食への執着がすごかった。
そして産後の私の期待値は凄まじかった。
実は過去に流産を経験したのですが、その時も悪阻がひどく何も食べられない日々が続き、掻爬(そうは)手術を受けた直後に病院で出された”何もついていないただの食パン”が人生のTOP3に入るくらい美味しく感じたのだから。
今回は産後だし、学校の給食が大好きだった私なので病院食も同じようなものだろうとワクワクしていたのです。
「黒豆さーん、食事の時間です。お持ちしますねー♪」
きたきたきた・・・帝王切開の傷はめちゃくちゃ痛くて鎮痛剤も効かないくらいだったけどそれでも食事を楽しみにできる私、すごい。
で、運ばれてきましたよ。
・・・ん?(∩´∀`)∩
・・・・へ?(''◇'')ゞ
はぁあああああ~~~~~~??????????
(↑少しでも美味しく見えるように写真の明度を上げてアップしてみたよ↑)
ししゃも三尾
椎茸の煮物
無味のお浸し
お椀に対して少なすぎる味噌汁
薄いオレンジ二切
・・・これでどうやって山盛りの白飯食えってのよ・・・
いや、これはきっと術後だからだ。きっとそうだ。そうに違いない。
ししゃもを少し齧ってご飯5口食べる位のバランスじゃないと食べられないメニューを、傷の痛みをこらえながら落胆して食べました。
しかし。これは決して術後だからのメニューではありませんでした。通常メニューでした・・・。
その後のメニュー。撮る気力もなかったので少しだけ↓
・・・。
蕎麦のメニューが入院中で一番な豪華な食事でした。他は基本的にご飯に対しておかずの量、少なっ!!
味噌汁もただの茶色い汁だけで具がほぼ無い・・・。
そして”料理”っていうか缶詰から皿に移しただけじゃないの?っていうものも・・・泣ける。
術後の体を引きずりながら頑張って売店に行き、ふりかけを買ったことを忘れません・・・。
皆さん、入院中の食事をなめたらいけませんよ!
産後の唯一の楽しみは食事です。食事が美味しいと気持ちが全然違うはず。
私はこれからお話する入院中の地獄の日々が、この病院食によって更に辛い記憶になった気がします・・・。
つづく
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