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ボンバーガール キャラ考察っぽい何か

 最近、都内に引っ越すことになりゲームセンターへ気軽に行くことができるようになった。
 本屋とゲームセンターは意味もなく行ってはフラついては目についたものがあれば買うなり遊ぶなりするような人間なのだが、最近はしっかりと目的を持ってゲームセンターへ行っている。

 そのお目当てのゲームが「ボンバーガール」だ。

 ボンバーガールは名前の通りハドソンの名作、友情破壊ゲームでお馴染み「ボンバーマン」を原作とした4対4の協力対戦ゲームだ。
 基礎のシステム以外は従来のボンバーマンとは異なるが、いざやってみるとボンバーマンだと感じさせるところが面白い。
 ゲームとしては、4対4のチームに分かれて敵の拠点を攻めるゲームで各キャラクターにはそれぞれ特徴があり、特徴毎にある程度の役割が存在する。
 今現在、使用可能キャラクターは15人おりそのうちの「藤崎詩織」「セピア・ベルモンド」「ツガル」「グリムアロエ」「パステル」の5人は他ゲームからのゲストキャラクターで残り10人はオリジナルのキャラクターで、恐らく原作のボンバーマンの何かしらのキャラクターをモデルにしてるのではないかと思われる。
 今回、ボンバーガールの魅力そっちのけで私なりのキャラクターたちの元ネタを考察していこうと思う。

 最初にわかりやすいところでいくと「シロ」「クロ」「グレイ」「パプル」の4人を紹介していく。
 まず主人公格であるシロは、元気一杯の純粋な子で、説明するまでもなく原作ボンバーマンの主人公である白ボンがモデルだ。性格の元気さと純粋さ(と4コマ漫画のアホの子っぷり)はアニメ「ボンバーマンジェッターズ」のシロボンを思い出させる。
 というか立ち絵のヘアピンとバッグについてるぬいぐるみは白ボンでピンクの髪留めはボンボリモチーフだろう。
 使用するスキルも貫通ボムやデンジャラスボムなどといった従来のボンバーマンに登場する能力になっている


 続いて「クロ」だが、これも言わずもがなボンバーマンシリーズ2Pカラーでお馴染み黒ボンがモデルで、ゲームシリーズによってはライバルの立ち位置だったり友達ポジションだったりした。
 性格の勝ちに拘るエリートタイプはゲームだと大体クールキャラとして登場していた記憶があるのでそこが関係しているかもしれない、よく食べる方はわからない、誰かわかる人がいたらぜひ教えていただきたい。
 使用スキルもボムキックは原作そのままで、ギガンティックボムは一部の作品に登場した「ためボム」(ボムを持ち上げて一定時間保持することで強力なボムにできる)と近いものが存在する。但しキックは原作と違い途中で止められないらしい(まだクロをお迎えできてないので未確認) 

 続いて紹介するは「グレイ」。この娘はMAX(マックス)という全てが謎に包まれた闇の戦士がモデルで、ボンバーマンMAXというゲームでの初登場と同時に白ボンと並ぶダブル主人公として登場した。
 登場作品自体は決して多くないが、どの作品においても重要なポジションに置かれ大体意味深なキャラとして登場している。
 アニメ、ボンバーマンジェッターズでも重要キャラで恐らくアニメのMAXが一番知名度としては高いのではないだろうか。
 グレイの性格であるクール気取りつつ気持ちはホットな二面性の性格はアニメ版のMAXは事情があり複数体存在し、優しい性格と冷徹な性格の二極化していたためそこに関係あるのかないのか。たぶんない。
 得意なボムがプラズマボムとかそのまんま。ラインボムも従来のボンバーマンのアイテムの一つだ。
 シロ、クロ、グレイの3人がしているベルトはそれぞれのキャラがしていたベルトと同じものだったりする。

 最後に紹介する「パプル」だが、パプル本人は恐らくオリジナルキャラクターで、彼女の相棒である「セイジャ」はニンテンドー64より発売された「爆・ボンバーマン2」のラスボス、聖邪の天使だろうがモデルだろう。
 64ソフト最強、ハドソンのプレイヤーキラー、みんなのトラウマと名高いラスボスで、私も当時諦めて、数年越しで倒すことができた。4コマ漫画の方でもチラッと触れていたので恐らく間違いないだろう。性格等々は特に原作への影響はなさそうだが。

何となくモデルはこれかな、と思われるキャラクターは「オレン」「エメラ」「モモコ」「パイン」「アクア」。
 「アクア」はセガサターン発売の「サターンボンバーマンファイト」に登場する「レウィシア・ラル・ヘブンケール」というキャラクターが元ネタとされているが、セガサターンを持っていなかった私は勿論やったことなどあるわけもなくわからなからない。
 調べてみてわかったのだが、青髪ロールにお嬢様とレウィシアという名前以外はそんなに合ってない(十分か?)、サターンの方は人間で種族そのものが違う。
 性格はお嬢様っぽい性格は一致しているし、見た目も青髪縦ロールは一緒だから多分モデルはこの人なのだと思われる。

「モモコ」と「パイン」の二人は同じアイドルグループのリーダーとサブリーダーを務めている。
 二人ともボンバーマンの雑魚キャラ(モモコは「バロム」「オニール」「オバピー」のキーホルダー?とパインはパースのバッグ)の小道具を持っているので元ネタはそこら辺りなのだろうか、一応モモコはプリティボンバー、パインはボンバーマンGB3に登場したキューティーボンバーではないかと考察されているが、プリティボンバーはともかくキューティーボンバーは説得力に欠けるの気がする。どっちかって言うとボンバーマンウォーズとボンバーマンワールドに登場するダークフォースボンバーの一人、サイクロンボンバーがイメージに近いと思うが、パインの歯(八重歯?)がパースとそっくりだからやっぱりパースがモデルな気もする。

 メイドアンドロイドという刺さるとこには刺さりそうなキャラで実際は普通にメッチャ感情的な美少女こと「エメラ」さん。
 調べてみても特に元ネタと思われるキャラはいなかったが、私は初めてエメラを見た時、サイクロンボンバーと同じくダークフォースボンバーの一人のアクアボンバーを思い出した。
 名前的にはアクアさんと同名だし、似ているのは色合いだけなのだが、なぜか一目見てアクアボンバーを思い出した。
 別にそのキャラクターが遠距離攻撃をするわけでもないしメイドでもない、エメラさんも別に水属性でもないし。
 こう考えるとホントに色合い以外何も共通点がない。

 戦闘大好き戦闘狂のオレンさん、ボンバーキングというボンバーマンの続編う位置づけでありながら世界観等が全く異なる異色の作品の主人公がモデルではないかとされている。けどミリタリーっぽいってだけで特に共通点みたいなものはない気がする。
 個人的にはスーパーファミコンのソフト「スーパーボンバーマン4」のステージ3に登場するボンバー四天王の一人、レディボンバーとステージボスのロケッティア・ジョーを掛け合わせた見た目をしている。
 レディボンバーはオレンジ色(黄色?)を基調とした色合いをしていてロケッティア・ジョーは迷彩服にガスマスク、現代兵器のロケランを撃ってくる敵なのだが。この二人(?)を合わせるといい感じにオレンっぽくなる気がする。人型ボスと大型ボスで同じステージだし。

 「ウルシ」さんは全く謎、怪盗キャラはいるけど服装とか全然違うし、和風キャラも思い当たるキャラクターがいない。
もし誰か心当たりがある人がいるならこちらも是非とも教えてほしい。

ここまでこじ付け紛いの考察をつらつらと書いてきたが、ここからは今後追加されるキャラクターのモデルの個人的な希望とモデルになりそうなキャラクターを予想していく。

個人的に予想の筆頭はバグラーだ。
ボンバーマンの悪役といえばバグラーと答える人も少なくないはず。
スーファミからプレステ時代辺りのラスボスは大体バグラーで、髭の生えた悪の天才科学者で、先に挙げたボンバー四天王を造った。
ノジャロリキャラか普通にノジャキャラかノジャロリだったらブロッカーになるのではなかろうか。ノジャロリ天才キャラとかパインさんと争いそう。
続いての予想キャラは「爆・ボンバーマン」の真のラスボスのシリウス。
表ラスボスを倒すまで正体を隠し続け、ボンバーマンが倒した瞬間に本性を表し、ボンバーマンシリーズでも屈指の高難易度ステージを引っ提げてきた裏ボス。
見た目としてはTwitterに上がった没キャラに雰囲気は似ていた。
イメージはシューターでスピード型、腹黒キャラだと思う。
こじ付けに近い考察をしてきたけど中々楽しかったのでまたやりたい。もしまた機会があればお付き合い頂ければ幸いです。

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