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「なんか憂鬱……」実は中学から始まっていた私のブルーマンデー

「今日から1週間の始まり。気持ちに身が入らない」。そんな言葉を今まで何回、何百回も頭の中で巡らせた。

私自身の憂鬱、現代で言うところの「ブルーマンデー」実は私が中学生の時から始まっていた。そんな早くから?と思う方もいると思うが、私の小さい頃の鮮明な記憶の一つに刻まれている。

朝の学校に行くまでの間は本当に苦しかった。「朝からどうしてこんな気持ちにならなきゃいけないのか」そう思っていた。「周囲の友達はネガティブな感情に晒されたことは絶対にないだろう。きっとこんな悩みは自分だけだ」そう勝手に思っていた。

人生これから長いのに、同時の13歳の私は「憂鬱」と言う、見えない敵と毎日戦っていた。

そもそブルーマンデーって?

「ブルーマンデー」この言葉を聞いたのは実は今回のライターコンペ2月の課題を聞いた時が初めてだった。

「世の中、こんな言葉が専門用語として出てくるのか」そう思いながらスマホ片手にGoogleで「ブルーマンデー」について調べてみた。

ブルーマンデーとは、「翌日からの仕事や通学をしなければならない」と言う現実に直面して憂鬱になることである。1週間の初めに頭の気持ちを切り替えられない人が増えており、「会社に行きたくない」や「あの人に会いたくない」など、月曜日の朝に憂鬱な気持ちになることである。

ブルーマンデーの原因については、心身のストレスが原因とされているが、他にもさまざまなあると言う。月曜日が楽しいと言う流れでいくと、あとの曜日、火曜日、水曜日も良い調子で過ごすことができる。

逆に月曜日の調子が悪いと、続くの 後の日も調子が悪いと感じる方が多い。

この内容を読んだ際に、日常の言葉にできない心身の感情を一種のストレスや身体的な症状として表現する現代がすごいと感じた。

確かに社会人となれば、「気持ちがだるい、体が重い」など、日々生活していると少なからず感じる。

では「私にとってブルーマンデーってなんだろう?」たぶんきっと自分でも憂鬱な時期が必ずあったはず……。そんな時期をどう乗り越えたのか。楽しくする工夫って何をしていたんだろう?思い出しながら過去の自分を遡ってみた。

最悪だった私のブルーマンデー記憶

自分自身のブルーマンデーを過去に遡って見た際に
鮮明に記憶に残っている場面がある。それは中学1年生の経験が私の記憶の中で最終に刻まれた「ブルーマンデー記憶」である。

それは今のようなブルーマンデーという言葉はなく、これこそ、毎週日曜日のサザエさんを見て両親が「サザエさんが始まると明日から仕事だと感じるね」そう言っていた。

確かにサザエさんを見て、「そうだ!明日から学校だ!」とは思うが、憂鬱な気持ちには全くならなかった。

しかし、中学に入った途端私の感情の中に「憂鬱」、
「月曜日行きたくない症候群」の言葉が早速仲間入りしたのを、記憶に残っている。

私は中学生となり、地元の中学に入学した。その直後すぐに違和感に襲われた。当時の私はまだ気持ちは小学生のまま。中学に入ると思春期に突入し、周囲は友達同士で仲良くなりながら、同級生のことが気になり会話が弾む。悪口や陰口で笑い話が聞こえ、そんなクラスメイトを見て私は「何故?」と思った。

どうしてそんな会話で話が弾むのか、理解できなかった。そして気がついたら少しずつ周囲と孤立し、一人ぼっちになっていった。

自分自身も精神的に強くない年齢。誰かに悪口や陰口を言われていると気になり、次第に暗いおとなしい、悪口に怯える性格となってしまった。

確かに中学生の思春期はとにかく周りを妙に気にしがちな年齢だ。親には言えない悩みを抱えることも多くある。

中学校と言う「学校」の中で縛られた世界であることも不慣れだったかもしれない。まだ未成年という年齢の中で、できることが限られてしまう世界。
狭い世界のなかで、自分が自由に決断できない。動けない。何かあれば親に頼ることが自分にとって不自由と感じていた中学時代であった。

そんなさまざまな理由が原因となって、憂鬱な感情が芽生えてきたことに間違いなかった。

そして、ある1週間を迎えた月曜日、何となく気持ちが重い。「あーあ、行くたくないな、嫌だなぁ」頭の中で同じ言葉が反復している。重い足を引きずる中学1年の1学期。私の人生最初のブルーマンデー第1波であった。

正直、この後中学時代の記憶は覚えていない、自分がその後どうなったのか。私の記憶からはは削除されている。しかし、ハッキリ覚えているのは、この記憶が私の重いブルーマンデー記憶の一つであることには間違いない。

10年後の今。私のブルーマンデーは?

中学の重いブルーマンデーから約10年後、現在は社会人として日々仕事をしている。現在のブルーマンデーはどうだろうか?思い返してみたところ、正直社会人となってから、あまりブルーマンデーを経験していないかもしれない。

いや。何もないとは言い切れない。多少はあったかもしれない。ただ中学高校時代に比べると、大人になり会社員として仕事に従事している中で、ここ数年朝に憂鬱となったことはほとんどない。

どうしてだろうか?自分なりに考えてみると、まずひとつの理由として、「学校」という輪から、「会社」の輪に変わったことでストレスや憂鬱なく生活できているのかもしれない。

中学生の頃は周囲を気にしてしまい、ストレスを抱えることが多かった。同年代の子達と一緒に生活することが自分にとっては息苦しかった。また何でも気にしてしまいがちな私の性格上、周囲が自分の悪口を言われていると勝手に思い込んでしまうために、「学校」と言う縛られた生活がとても辛い環境であった。

そのため中学時代に憂鬱な「ブルーマンデー」が発症したのではないか。今は社会人となり、ある程度責任を自分で負いやりたいことを選択できるようになってからは、憂鬱な感情はなくなっていった。

有難いことに毎日仕事は忙しく、大変さもあるが大人になって自分で決断できるようになり自分の心の充実感が増えたと感じている。

その充実感を得られたひとつのきっかけがSHElikesである。

SHE likes、女性のためのキャリアスクールに昨年入会した。理由は今の会社で仕事をする以外にも「自分の手に職をつけてこれからは仕事をしたい」その思ったからだ。早速、SHElikesのライターコースを受講。

平日仕事をしながら、夜中まで課題に取り組み必死に行ってきた。正直目が回るほど忙しく、「ブルーマンデー」やら、「朝が憂鬱だ」なんて、 毎日そんな感情を抱く余裕がないくらいプライベートの面で充実させていただいている。

まさか、仕事以外の面でこんなにも充実するなんて。ありがたいと感じている。物理的ではあるが、わたしの「ブルーマンデー」克服法のひとつなのかもしれない。

月曜日を楽しくするには、前を向いて自分を信じること

「ブルーマンデー」そんな言葉に現在の私は悩むこともなく、キーワードがTV画面上で聞こえても、他人ごとのように、毎日24時間を惜しみなく、好きなことや楽しいことで充実して過ごしている。

きっと社会人になってから「ブルーマンデー」に陥る方は多いと思う。しかし、逆に私は大人になって憂鬱になることが少なくなった。

ブルーマンデーというキーワードに対し、「日曜日の夜にそんな症状になったけなぁ?」と誰かに聞いてしまうほど、私は強靭な精神へと成長している。

現在このように思えるのは中学時代に経験したおかげかもしれない。辛く苦しいと感じていたあの頃を経験して乗り越えたからこそ、今の自分がいる。

そのため、今回の「月曜日を楽しむ工夫」というキーワードを盛り込んで記事を書くライターコンペにとても悩んだ。月曜日を楽しむ工夫は沢山あるけれども、結局は自分自身が乗り越えなければいけないことではないのか。直ぐに解決できる特効薬はないと正直思っている。

何事も頑張って乗り越えるからこそ、充実した1週間を送れると思っている。月曜日を楽しむには、
大変だけれども今を頑張って生活していくこと。

もしかしたら身近に「憂鬱」や「ブルーマンデー」に悩んでいる方がいるかもしれない。そんな方には辛さや、苦しみを糧に努力して成長してほしい。それが月曜日を楽しくする、一番の近道かもしれない。「大丈夫。楽しいと思える日々はこれから必ず訪れる‼︎」

そう思ってまた明日から頑張ろう。

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