単語ガチャ13_帰る

今回引いた単語ガチャ(引いた回数:1)

ギタリスト
車いす
帰る


今回選んだ単語はこちら(引用元はgoo辞書)

帰る/引き返す/戻る の共通する意味
進行方向を逆にして、もとの場所、方向へ向かって行く。

帰る/引き返す/戻る の使い分け
1「帰る」は、人が、本来いるべき所に行く意。また、訪れて来た人が去る場合でも、その人がその本来の場所に向かって行く意味から「客が帰る」のように使う。
2「引き返す」は、人間または乗り物が、予定を変えて途中から逆方向に進む意。そのため出発点を目指して進むことになるが、そこまで行き着かない場合でも使う。
3「戻る」は、「帰る」「引き返す」の両方の意味をもち、もとの場所、方向へ向かって逆に進むことをいう。また、「なくした財布が戻る」「振り出しに戻る」「いつもの彼に戻った」のように、もとの状態になることもいう。

 いつの間にかあと数年もすれば実家にいた年数よりもそれ以外の土地で住む年数の方が長くなる年になってしまった。

 今は都内在住でそこから帰省するときに「帰る」ことはしっくりくるけれど、実家から都内に戻ることを「帰る」とは言いたくない自分がいる。

 辞書曰く、本来いるべきところに行くことを帰るというのだから、私が考える「自身のいるべきところ」は何年経っても実家であり、一人暮らししている今の家は未だに仮住まいのような感覚かもしれない。

 気持ちの面でも都内にいる自分はなんだか自分じゃない感覚もある。仕事をしている自分、満員電車に乗っている自分、社会人になって知り合った人たちと会って笑っている自分、どれもしっくりこない。なんでだろう。

 親離れしているつもりだし、年齢からしても離れていないとおかしいのだが、なんだかんだでまだまだ心の拠り所なのかもしれない。都内で装備している防具を脱げる唯一の感覚。「物理的にいるべき所」というよりかはむしろ「精神的に素で居ることが出来る唯一の所」なのかも。

 かといって随分私は我が儘なもので、あれだけ帰りたいと思ってやっと帰省できた時も1.2週間過ごせば、東京に戻りたい、一人になりたいと思ってしまった。

 それでもやっぱり私は帰りたい。みんなが気兼ねなく、行きたいところに行き、会いたい人に会うことができる日が早くきて欲しい。

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