見出し画像

【完全無料】【1万字超】スノクレ環境で真剣にゾロアークバレットを組んでみた

はじめに

2022年秋ごろから、20年ぶりくらいにポケモンカードで遊ぶようになり、以来どっぷりハマっている「くろきり」と申します。20年ぶりに復帰した理由は、転職した先の会社に「ポケモンカード部があったから」(!)というものでして、気になる方はお声がけいただけたらと思います。

この半年間での実績としては、初めて出場したシティリーグでロストカイオーガを握ってトナメ1没のベスト8になった程度です。CLは応募すれど当たらず続きではありますが、いつか配信卓に登場する日を夢見てポケカの練習に勤しんでいます。

この記事を目にしてくださった方には、Dレギュレーションの終盤、ルギアVStar一強の最中でゾロアークバレットデッキが一矢報いてシティリーグを優勝した話が記憶に新しいと思います。
ですが、Dレギュレーションの終焉に伴いツインエネルギーが使えなくなり、機動力が落ちてしまったことで、話題性が落ちましたよね。

新レギュレーションが始まってからは、
・ルミナスエネルギー
・リバーサルエネルギー
といった特殊エネルギーが投入されるたびに「ゾロアークバレットワンチャン」的なムードが立つものの、直近のCL新潟に至るまでいよいよ結果を残す構築は編み出されていないと考えています。

そんな中で個人的に
・バレット構築は全対面対応できるという夢があること
・ゾロアークバレットというデッキを自分なりに磨き上げてみたいと思ったこと
から、「もし自分が現環境でCLやシティリーグにゾロアークバレットで出場するとしたら」という想定でデッキを組んでみたのでその思考の軌跡を記せたらと思います。

デッキレシピと採用カード

暫定版レシピ(0507時点)

【デッキコード】3ppX2X-K2pKPF-p2XESy

☆コンセプト

  • 基本、アップリューで戦う
     (∵環境において特性を持たないポケモンの比重が相対的に低い)
    →ヤドラン[たそがれのひらめき]ありきのプランに頼らないことが可能

  • アップリューでは戦えない相手やその他ケアすべき相手を構築とプレイングでケアする
    ・ベンチ絞る系…アルセウス系統
    ・Over300耐久…ミュウVMAX、レジエレキVMAX、インテレオンVMAX、ウーラVMAX等
    ・低耐久…ロストバレット、ゾロアークバレット、ソルルナ、団結の翼等


☆対面別のアタッカー(対面相性は要検討)

  • 原則、各対面4回以内の攻撃でサイド6枚取り切れるよう設計
    →各対面で必要なエネルギー枚数も4枚以下に
    (※サイドレースの都合上、ヤドラン[たそがれのひらめき]が必須と考えられる対面のみ明記。記載がない対面でも試合運び次第ではヤドラン[たそがれのひらめき]が効果的な場合もある)

これが手の内の全てといっても過言でない

☆採用理由詳細

【ポケモン】
そこまで目新しい採用は無いと思いますが、同名異種カードと混同しそうな場合は[ ]で特徴的な特性やわざ名を添えて表現します。

・ゾロアーク4、ゾロア4
このデッキの根幹であるため無条件で4-4採用。すごいつりざおやレスキューキャリーを使って可能な限り使い回します。

・エルレイド1、キルリア3、ラルトス3
わざマシンたちをトラッシュに落としつつ手札を補給してくれる役割に[特性リファイン]キルリアを採用。[特性やりくり]チラチーノや[特性とりひき]レパルダスを採用しなかった理由は、①エルレイドに進化させてサポートを自由に引き出せるようにしたいため、②レベルボール圏内にすることで展開力を保ちたいため、③初手のみサーナイトexデッキに偽装し得るための3点。
また、エルレイドは時として重要なサブアタッカーにもなります。対象はれんげきウーラオスVMAX、コライドンex等。超弱点相手に320点を与えつつ、後続のポケモンにリバーサルエネルギーを受け渡して連撃体制を整えることも可能で、ゾロアークバレットに必須な超絶優秀ポケモンです。

・マナフィ1
かがやくゲッコウガ[げっこうしゅりけん]のカモになりやすいゾロア、ラルトス、キルリアを常時ベンチに展開する必要があることから必須採用。安定のために複数枚採用したいところでもあるりますが、使わない対面もあること、すごいつりざおやレスキューキャリーから復旧できることから1枚に。

・ヒスイバスラオ1
後1の展開を担うキーパーツ。[むれをあつめる]がエネなしで打てるわざで、野放しにすると2ターン目以降もバトルVIPパスと同等の効果を発揮できるためきぜつを誘発しやすく、よって翌ターンからリバーサルエネルギーの発動条件を満たせる、ということで非常に噛み合いの良いカードです。

・アップリュー1
このデッキのメインアタッカー。
以降のほぼ全てのアタッカーたちはリバーサルエネルギーありきで動きますが、アップリュー[きょうさんねんえき]は無色1エネで攻撃できる、かつ火力が相手の場の特性持ちポケモンの数に依存する、ということで環境への噛み合いも良いことから必須採用です。

・グラエナ1
サブアタッカー①。
対象はミュウVMAX、こくばバドレックスVMAX、サーナイトex。
[特性ハッスルパーク]のおかげで相手の場にVMAXポケモンが居ればエネなしで攻撃可能。なので、レジエレキVMAXやれんげきウーラオスVMAXなどと対面する時に臨時のアタッカーとしてとりあえず動かすことも。天敵であるジュラルドンVMAXへはグラエナでひたすら叩いて、最後ヒスイウォーグルでダメカンばら撒くのが良さげです。そういう意味では必須採用枠な気がします。

・エレキブル1、ヒスイウォーグル1
サブアタッカー②。
対象はロストバレット全般、サーナイトex対面、ソルルナ、団結の翼等。
エレキブル[こうあつでんりゅう]で相手の場とベンチに50点ずつダメージをばらまいた後、ヒスイウォーグル[ぶきみななきごえ]で同じく30点ずつダメカンをばら撒くコンボギミック。
理想ムーブは相手のマナフィをボスの指令で呼び、キャンセルコロンで特性を封じて、エレキブル[こうあつでんりゅう]を打つこと。これなら相手がマナフィを復旧できなければエレキブル[こうあつでんりゅう]を連打できる可能性もあり、復旧されてしまっても生き残ればリバーサルエネルギー1枚で逃げエネ3個分を賄ってヒスイウォーグルにスイッチすればOK。ヒスイウォーグル[ぶきみななきごえ]はエネ無しで打てるため連打も容易なところが◎。
このコンボをどれだけ再現度高く実行できるかは要研究なポイントであります。。

ブーバーンとセットで使いこなすのは難しいですね
ワンチャン下わざでをウッウ倒せるかも

・ヒスイウィンディ1[しゃくねつのつの]
サブアタッカー③。
対象はアルセウスVStar、ヒスイゾロアークVStar、レジエレキVMAX、等。
[はっぽうやぶれ]のヒスイウインディではないことにご注意。リバーサルエネルギーのおかげで160打点とやけどを付与することができる代物。ポケモンチェックでのやけどダメージを加味してネオラントVをきぜつさせられることと、イキリンコexやミュウVは闘抵抗があるのでそう上手くはいかないことは覚えておきたいところです。

「でんせつ」ポケモンらしい…!

・メガヤンマ1[ジェットウイング]
サブアタッカー④。
対象はバンギラスV、ディンルーex、等。
使用する場面はやや限定的ではあるものの、草弱点の相手を確実に一撃で気絶させることが出来るのは優秀ですよね。また、[つきぬける]が無色1個でバトル場とベンチ1体に20ダメージずつ与えてくれるということで、意外と馬鹿にできないわざを持ってたりします。
このデッキにおいて唯一の逃げエネ0ポケモンであり、ゾロアークの進化先に余裕があるときはとりあえず進化させておいて損が少ない1枚でもあります。
ただし、対面としてケアする比重が下がれば抜きたい枠だったりもします。

メガシンカできないメガヤンマ

・ハルクジラ1[スペシャルホーン]
サブアタッカー⑤。
対象はパオジアンex、ミライドンex、たねV・ex全般、等。
スノーハザードで登場した一撃220打点、耐久180点という破格のスペック。逃げエネ3個であることはややネックですが、それを差し置いてもこのデッキにおいては文句なし必須級のカードと思います。

・レントラー1[特性みなぎるせんこう]
サブアタッカー⑥。
対象はそらをとぶピカチュウVMAX、ルギアVStar、パルキアVStar、等。
クレイバーストで登場した、リバーサルエネルギーと噛み合いの良い特性を持った1枚。注意すべき点としては2進化ポケモンであり、ゾロアーク[特性げんえいへんげ]からは場に出せないため、2回目以降使いたい場合はすごいつりざおで使い回す必要がある、という点でしょうか。なので使うときにベンチに出すことがより重要なポケモンです。

・ヤドラン1[たそがれのひらめき]
特殊フィニッシャー。
ゾロアークバレットといえば…な存在の曲者。
[たそがれのひらめき]は無色エネ2個で発動できるため、ダブルターボエネルギーにもリバーサルエネルギーも対応していることは頭に入れておきたいです。あとどうしようも無い時に無色1個の上わざでワンチャン時間稼ぎができるかもしれないです笑

【グッズ】
画像の順番がやや取っ散らかっていますが気にせずご覧ください。。笑

・ハイパーボール3、ネストボール3、レベルボール4
環境やデッキの回り次第での要調整ポイントです。
ハイパーボールはキルリアの[特性リファイン]や博士の研究以外でわざマシンたちをトラッシュに送れるキーカードであるものの、4枚では多すぎる感触で3枚にしています。ネストボールもできれば4枚欲しいところではありますが、後述のボウルタウンに枠を委ねる形で3枚に。レベルボールは全てのたねポケモンとキルリア、メインアタッカーであるアップリューまで持ってこれる柔軟さから4枚採用です。
展開さえできてしまえばボール系は率先して空打ちしたりキルリア[特性リファイン]のコストに回したりするので、多くなりすぎないようにはしたいところです。

・すごいつりざお2、レスキューキャリー1
ここも使用感次第でバランス要調整なポイントです。
すごいつりざおは状況に応じてゾロアやゾロアーク、ラルトスやキルリアを山に戻して、ネストボールやボウルタウンから再展開する流れが多い一方、序盤に博士の研究で飲み込んでトラッシュしてしまうこともあるため、2枚採用としています。レスキューキャリーは特にマナフィを救出したい場面を念頭にピン刺し採用です。

・キャンセルコロン1
やや贅沢枠感はあり、思う動きを通したければ2枚採用も考えたい枠です。
思う動きとはロスト対面やサーナイト対面などの序盤でマナフィをバトル場に呼び出しつつ、エレキブル[こうあつでんりゅう]でダメージをばらまく、というものです。そのために重要なコンボパーツであるためボスの指令と併せて手札に抱え込みたく、その準備ターンが1,2ターン発生してでも通したい動きではあります。
この動き方以外で特にロスト対面を優位に立ち回れるようになれば、真っ先に見直すべきポイントです。

【サポート】
やや採用枚数は控えめに、やりたい動きを通すために尖らせています。

・ナンジャモ4、博士の研究3
手札補充系としてこの配分で十分ではないか、という感触から現在の配分になっています。
理想としては最序盤にナンジャモ絡めつつ盤面展開し、手札が細くなったところを博士の研究でリフレッシュしつつ、試合終盤に向けてはナンジャモで小刻みに手札干渉を繰り返していくという流れで使っていきたいです。

・ボスの指令2
基本的には相手のバトル場のポケモンを突破していくコンセプトのデッキであり、対面次第では取りこぼしがあってもエレキブル[こうあつでんりゅう]やヒスイウォーグル[ぶきみななきごえ]で回収できるため、優先度は低めです。
とはいえ、キャンセルコロンの箇所で記載の通り、小物相手のマナフィを対処するためには必須であることからやや厚めに2枚採用としています。

【スタジアム】
のどかな街と険しい自然のコントラスト。
シンオウ神殿がクリティカルな弱点になるため、割り材として最低限の採用です。

・ボウルタウン2
ボール系グッズのところで記載した通り、現状はボウルタウン2枚とネストボール3枚という配分にしていますが、状況やデッキの回り次第で十分に調整の余地がある枠です。

・頂への雪道1
このデッキにとって、特性でロックされる可能性があるのがジュラルドンVMAXとディンルーexと考えています。
ジュラルドンVMAXは[特性まてんろう]により特殊エネルギーを着けたポケモンからダメージを受けなくなるもので、ゾロアークバレットやルギアVStarデッキ、ミュウVMAXデッキの天敵となっている存在です。ディンルーexは[特性じゅばくのだいち]によりダメカンが乗ったポケモンの特性をロックするもので、キルリア[特性リファイン]やゾロアーク[特性げんえいへんげ]を封じられる可能性が大いにあります。
これらの天敵カードを対策すべき必要性が高まってきたり、その他頂への雪道が刺さる対面が多くなったりすれば、頂への雪道を多投する線もあると考えています(この記事を書いている瞬間も、ボウルタウンの枠を頂への雪道に入れ替える筋も良いのではないかと思っていたりします)。

【エネルギー】
今回の構築で一番こだわっているポイントと言っても過言でないです。
本音を言えば、本当はもっと枚数多く積めた方が安定するに決まっている。

・ジェットエネルギー3
こだわりポイント①です。
メインアタッカーのアップリューが無色エネ1個で動けること、リバーサルエネルギーで動かしたハルクジラやエレキブルがバトル場で動けず立ち往生するケースがあることの2点を考慮した時に、入れ替えカードの役割も兼ね備えたジェットエネルギーが効果的と考えて採用しました。攻撃する場面ではアップリューにしか基本的に貼らないため現状3枚採用としています。

・ダブルターボエネルギー1
こだわりポイント②です。
ヤドラン用の、5枚目のリバーサルエネルギーとして1枚だけ採用です。リバーサルエネルギーをハマナのバックアップで山札に戻して再利用する線も無くは無いが、機動力に掛けることから現物のエネルギーを増やす方向で調整しました。逃げ札として役立つこともあるのであって損は無いです。

・リバーサルエネルギー4
サブアタッカーたちを動かすために必要なカードであり、このカードが多いほど与えられるダメージやわざのバリエーションが広がる(≒対応できる対面が多くなると考えられる)ことから最大限に採用です。


不採用カードの説明

以下、不採用カードについて思いつく限り言及しています。
他にも検討したなーというカードや、質問いただいた内容があれば随時更新できたらと思います。

【ポケモン】

・かがやくジラーチ
展開役として採用されることの多い1枚。
ハマれば必要なわざマシンとハイパーボールや博士の研究、リバーサルエネルギーなど持ってくることが出来て非常に強いですが、リアクティブな特性であるため確実には使えないこと、ボスの指令や頂への雪道などで容易に突破されてしまうことから、採用を見送り。

テキストとして書かれていることはめちゃくちゃ夢がありますよね

・タルップル
相手の場の特殊エネルギーの枚数×70ダメージということで、特にルギアVStar対面で活躍しそうに思えますし、Dレギュ終盤では標準採用だったと思いますが、火力が安定しないのと見れる対面が限定的すぎるため不採用に。

ちょっとずつ物足りなさを感じる

・ブーバーン、ソウブレイズ
リバーサルエネルギー対応の高火力アタッカーたち。
ブーバーンはベンチにエレキブルが居ないと最大火力が出せないという厄介さがあり、ソウブレイズは最大火力が200点しか出ないという物足りなさがあり、いずれもハルクジラ1枚で事足りてしまったため見送りに。
ちなみに、ギラティナ相手など一撃280点出したいならブーバーン+ベルト系+レッスンスタジオを揃える必要がありますが、かなり要求が高いのがネックで、それならハルクジラでいいんじゃないかな、と着地した次第です。

エレキブルよりはコンボわざが使いやすいですね
[とうしのたいけん]が素点120なら採用してました

・ムウマージ[ぶきみなうたごえ]
超エネ1個で相手全員にダメカンを2個ずつばらまける器用な子。
ヒスイウォーグルの対抗的なポジションで、採用も検討したものの、エレキブル[こうあつでんりゅう]でダメージをばら撒いてもHP80のヤミラミやキルリアまでは面倒を見れないのがネックでした。
また、これ1枚のためにリバーサルエネルギーを差し出したりルミナスエネルギーや超エネルギーの採用を検討するのはコスパが合わないと思い見送り。

特性もおもしろいんですよね

・テールナー
無色エネ2個でトラッシュのセレナの枚数を参照して×70ずつの火力を安定供給できるというカード。現環境ではセレナの旨味が薄くなっているなかであり、炎弱点を突いて倒したい相手もほぼ居らず、セレナ3,4枚含め枠を確保することが難しいという判断です。

・ライチュウ[まちぶせスパーク]
レントラーと採用を迷う枠ですし、ライチュウ採用の方が一般的だったかなと思います。
見たい対面がルギアVStarだけならライチュウ[まちぶせスパーク]の方が優勢ですが、環境に多いそらをとぶピカチュウVMAXには打点が届かないのと、[特性スターポータル]を打ってくれないパルキアVStarがいつまで経っても取れないという2点からレントラーを優先することにしました。
これも環境の周り次第で要調整の枠だと思っています。

・1進化ex全般
シンプルに今この瞬間まで採用を検討していなかったというだけで、よくよく検討したらよさげなカードがあるかもしれない気がするので、オススメがあれば教えてください笑
とはいえ、現状はルール持ちゼロであるが故の好都合さを備えたデッキであるため、1枚でも採用するとなればデッキ構築全体を大きく見直す必要があると思います。

【グッズ・ポケモンのどうぐ】
・げんきのはちまき
打点10点を上げられるご都合カード。
これ1枚とハルクジラでバンギラスVのHP230点まで面倒見れるようになり、メガヤンマとスイッチする線も無くは無いですが、ピンポイントサーチが出来ないためポケモンの方が分があるという判断です。

【サポート】
・セレナ

テールナーの箇所で記載した通りです。
テールナーを使うならセレナも3,4枚組みこむ必要がありますが、ドローソースとしては博士の研究の方が優れているし、呼び出し札としてはボスの指令の方がexや非エクも呼べてパフォーマンスが良いため、見送りに。

・ヒガナの決意
手札2枚トラッシュして相手の場のポケモンの数だけドローするというカード。セレナに近しくまとまったドローが期待できるカードとしては候補になりますが、ピンポイントで2枚トラッシュしたいカードが手札にあるか、本当にまとまった枚数のドローができるか、という懸念点から優先度を下げています。使用感次第では博士の研究やナンジャモとバランス調整しても良さそうです。

【スタジアム】
・レッスンスタジオ

頂への雪道を採用するまでは1枚採用してみていました。
1進化ポケモンに等しく+10の打点調整を掛けてくれるということで、ゾロアークバレットのためにあると言っても過言でないスタジアムです。
とはいえ、10点で泣くカードを採用するならきちんと弱点を突けるカードを採用すべきと思うのと、安定感強化のボウルタウンや天敵抑止の頂への雪道よりは優先度が上がらず、という感触です。

【エネルギー】
・ルミナスエネルギー
採用が無いことの意外性が高めな枠ではないかと思いつつ。
現状の構築では、メインアタッカーのアップリューは無色エネ1個で良く、その他のポケモンたちは基本的にエネ1個で使いたいものが居ません。
また、ルミナスエネルギーがあれば採用できそうな枠として[ぶきみなうたごえ]のムウマージや[かえんばく]のかがやくリザードンなど無くは無いですが優先度が低かったこと、それよりも入れ替えカードとしてのジェットエネルギーの採用を優先したかったことから不採用に。

【230527追記】シティ使用結果

シティリーグ4@ドラゴンスター秋葉原駅前店に出場してきまして、それに当たって構築のアップデートなどありましたので追記しました。

Y88a8D-5bOIfj-c48cYY

3勝2敗、全体14位でした。
奇襲性能高めで、たびたびテキスト確認されながら楽しくプレイすることができました。

元の構築と比較しますと
○OUT…メガヤンマ、レントラー、レベルボール、キャンセルコロン、ボウルタウン
○IN…ヤドラン[へんなこうどう]、ライチュウ[まちぶせスパーク]、ともだちてちょう、あなぬけのひも、頂への雪道+1
となっています。

社内でロスギラやサーナイトexを相手に練習する中で、「メタをメタる」状況に陥ってまいりまして、そこで必要になったのが能動的にサイドを動かすヤドラン[へんなこうどう]と、ジェットエネ以外で入れ替え可能となるあなぬけのひもでした。その他のカードも使用感を考えてマイナーチェンジさせました。

詳細な戦績は以下の通りです。

1戦目×
後攻4-6 アルセウスVStar単…?
バスラオvsアルセウスVのスタート。

後1ヒスイウインディ、ゾロアーク、リバーサルエネルギーなど抱えてた状態で博士の研究をプレイするか迷い、結果プレイせずエンドしたのが大きな分岐に。
先2でナンジャモ打たれて手札がバグり、そこからしばらくポケモンとボールしか引けず。。
サイド0-3からヒスイウィンディでアルセウスVStar2体取って4-5、最後相手エネ引かないお祈りまで盛り返したが、圧縮が進んだ山札からビーダルでジェットエネ引かれて敗戦。

2戦目○
後攻6-5 ロストギラティナ
ゾロアvsギラティナVのスタート

後1バスラオで盤面展開しようとしたもののその際マナフィがサイド落ちしていたことが判明…
先2おとぼけスピットでバスラオを取られ、先3ウッウやヤミラミでベンチ埋めつつ月光手裏剣でラルトスキルリア取られ0-3
ここから攻勢に出る。ゾロアーク進化とゾロア2体展開しつつエレキブル高圧電流でダメカンばら撒き(バトル場弱点込みで一撃で350ダメージ!)
先4でもう1回月光手裏剣を決められゾロア2体取りされて0-5
お祈りナンジャモしつつ再度の高圧電流で4-5
ナンジャモが刺さったようで、先5おとぼけスピットで返ってきたのでたそがれのひらめきを決めてwin
(後で聞いたらナンジャモで雪道からのトップ雪道だったらしいです)

3回戦○
後攻6-3 ミュウVMAX
ラルトスvsゲノセクトVスタート

ミュウV2枚ゲノセクトV3枚展開して返ってきたのでこちらもバスラオ絡めつつフル展開
先2でミュウVMAXからダイミラクルで返ってきたのでグラエナで応戦して3-1
その後お相手はロストシティを引きに行ってグラエナをロスト送りしようとしていたが届かず…(ウッウロボ裏で救われたターンでした)
その後こちらが動けない1ターンがあり、キルリアをロストシティでロスト送りされたりしたが、再びグラエナでミュウVMAX取ることができてwin
(ロストシティで飛ばされなくて本当に良かったです…)

4回戦×
後攻4-6 アルセウスヌメルゴン
ラルトスvsかがやくサーナイトスタート

ドローゴーでそのまま返ってきたので、こちらもラルトス2体目展開するだけで終了
その後しばらくドローゴー状態だったのでナンジャモ抱えたままでゾロアと3体目のラルトスを並べるまでに留める
先5ついに動きはじめ、アルセウスV2体とトリニティチャージを決められたので、その返しで雪道ナンジャモしつつキルリア立てて盤面整える
先6アルセウスV2体目とヒスイヌメルゴンVを立てながらバトル場がアルセウスVStarに進化し、ついにサイドレースが動き始める0-1
後6手札にボスがあったのでハルクジラでヌメルゴンVを取るべきだったが、誤ってヒスイウインディを持ってきてしまいアルセウスVStarを取ることに…
その後はヒスイヌメルゴンの高耐久に阻まれる形となり、途中雪道も割られてモイストスターされたりしながら、2体目のアルセウスVStarもヒスイウインディで取り、4-5まで盛り返す
頼みの綱にしていた、たそがれのひらめきヤドランがサイドの6枚目に眠ったままで詰み。4-6で終了

5回戦○
先攻6-5 ロストギラティナ
じゃんけんで負けたが先行スタートに
ラルトスvsキュワワーのスタート

こちらは総じて動きが鈍く場面展開に終始する中で、相手はきっちり盤面展開しつつロスト肥やしつつでウッウを使ってサイドを取り進めはじめる
その結果、ありがたいことにマナフィ無しのまま盤面が埋まったので、雪道バディキャッチナンジャモで手札干渉しつつ高圧電流でダメカンばら撒きを開始、この時点で0-3
その返しにエルレイドをボスで呼ばれたので盤面固定されるかと思ったが、ギラティナVが出てきて引き裂かれる0-4
盤面整えつつ再び高圧電流でサイド4枚取りして4-4に
そのままギラティナVでエレキブル取られて4-5になったので、たそがれのひらめきを決めてwin

上述の通り、社内でロスギラやサーナイトex相手に練習してて、対策のレベルが上がりすぎ勝てなくなって絶望して、得意目であるアルセウスとルギアで勝ちを積み上げようと考えていたのてすが、
・ロスギラには2/2で勝利
・アルセウス系統には2/2で敗北
・サーナイトやルギアには当たらず
という結果になりました。環境読みも練習の仕方も一考の余地ありです。

ちなみに、この日はじゃんけん5戦0勝でした笑
自然な流れで後攻を取りたい身としては概ね狙い通りの展開とできたのは収穫大でした。


さいごに

ここまで長々と読んでくださった方がいらっしゃったら本当にありがとうございます。度重なる脳内シミュレーションとその数十分の1の対面実践から言語化してみた程度の内容ですので、エアプと言われたらそれまででして申し訳ないです。

改良の余地大ありのデッキだと思っていますので、もっと良い採用案や構築コンセプトなどあればぜひ色々意見交換させていただけたらと思います!
ポケカ用のTwitterアカウントを運用し始めたのでそちらからリプライやDMでご連絡いただけたら嬉しいです!
https://twitter.com/Kurokiri_pokeca

ちなみに、新作で話題のプテラ[たいかこうせん]は採用しないかなーという感じです。
・効果処理後にきぜつとなるため、VMAXを倒したはずなのにサイド2枚やex倒したはずなのにサイド1枚となってしまう
・クライマックスゲートやアッセンブルスターなどで特殊召喚的に場へ出てきたポケモンは退化先が無いためダメージが入るのみ
という感じなので、ゾロアークバレットとして採用する旨味はとても少ないように思います。逆にゾロアークバレット側としても脅威になる相手ではないですね。

-----

ちょうど追加したシティ終了後にJCSの抽選結果があり、落選していました。
今季からポケカを始めてCLも全て落選、JCSも落選ということになりました。

6月には社内のポケカ大会もあるし、社内メンバーで自主大会に出ようという話もあるので、来季に向けてこれまで握ってこなかったデッキを握るなど練習を積もうと考えております!

(めちゃくちゃポケカに一生懸命で、そのほかボードゲームにもアツい会社です。興味のある方はぜひDMでご連絡ください)

以上!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?