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narcissu感想

※この記事はネタバレを含みます※

steamで1&2の2作が無料でプレイできたので試しにやってみましたが、予想してたよりも世界に引き込まれました。

立ち絵が無いのもそれはそれで良かったし、イラストが少ない分、より小説を読んでる感じに近かったです。(voiceはアリ・ナシ選べます)

近いうちにvoiceナシでもやってみようと思いますが、今回は好きな声優の「やなせなつみ」さんがいたのでvoiceアリでプレイしました。

narcissuでは姫子の声を担当してるけどやっぱいい声ですね。
efの新藤千尋の声もそうだけど、記憶に残るんですよねぇ。

efの新藤千尋

ただプレイしてる間はずっと、姫子のキャラデザ(脳内イメージ)がずっとefの宮村みやこになってました。笑
※実際は、ごとP先生がデザインしたキャラが登場します※

efの宮村みやこ

narcissuには教会が登場したり、ロザリオや空に向かって祈るシーンとかあったせいなのか、ちょこちょこefのことを思い出しながらプレイしていました。

プレイ時間は18.5時間(2作合わせて)
長過ぎず短過ぎずで内容もしっかりしてたので十分に満足できました。
しかし、終始一貫して「死に向かってる」というのは、人によっては重すぎる内容なのかなと思いました。特に自殺に関しては...

登場人物のどちらか一方が余命宣告されている状態なので、常に片方は死に向かってる状態でストーリーが進みます。
でもこれって、ゲーム上だと早過ぎる死だけど、普段僕達が経験してることと同じで「去る者と残る者」に分かれるのは必然だし、死が近い人に対してどう接するのか、また自分が余命を宣告された側の人間だったら何をするのかなど、考えるキッカケや気付きを教えてくれるゲームだと思いました。

「本当の優しさとは何か」
「祈ることの意味」

この2つは特に考えさせられました。
「明日は我が身」自分がnarcissuに登場するキャラと同じような立場になった時、同じように死に向かって歩めるのか、それとも自己中になり過ぎて犯罪でも犯してしまうんじゃないかなど、自分を見つめ直す18時間でした。

因みに自己中じゃないけど、narcissuは水仙(すいせん)で花言葉は「自惚れ」「自己愛」。

有料でアンソロジーもでてたので、そちらも今度やってみようと思います。

あと、ラノベと漫画もあったのでそれも今度じっくりと読んでみようと思います。

お勧めのノベルゲームがまたひとつ増えて良かったです。

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