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アート系JKを目指す娘の塾事情

くろかわさんです。

アート系JKを目指す娘は勉強が苦手でした・・・苦手です。

美術高校や美術大学の方にお話を聞くと「学校の勉強は頑張ったほうがいい」とおっしゃる方が多いように思えます。これは先生だけではなく、生徒に聞いても同じ反応でした。色々とご苦労されている場面が多いのかなと思います。

さて、アート系JKの娘は中学時代に何度か転塾しています。集団塾、個別、個別も少人数からマンツーマン、家庭教師も。最終的に個別指導塾に落ち着きましたが、それも大手の個別はとても高額なため個人の方がされている比較的安価な個別に。

単に塾に行ったから成績が上がった、点が取れたというのは都市伝説ではないかと思っています。やっぱり勉強するのは塾ではなく本人だし、みんながみんな1を聞いて10を知る訳ではない。なんだったら10を聞いて1も覚えてない、点が取れないときはこんな風景です。
私は一度、娘の定期テストのために教科書から覚えておくべき英文を抜き出してそれを2週間勉強させてみたことがありますが、結果は50点台。後から検証してみたら、80~90点取がほぼ同じ英文・・・でした。

ちなみに最後に1年以上続いた塾に行って良かった点は、勉強の教え方ではありません。もちろんわかりにくいと困るのですが。

それは「勉強のスケジュール」です。

大きなスケジュールでは、春~夏は基礎固め、秋から本格的に、冬に赤本、といった感じだったでしょうか。ずっと基礎固めしていたような気もしますが・・・。

短期的なスケジュールではテスト前のスケジュールです。
アート系JCの娘はただ何となく2週間前になったら勉強を開始して、テストに臨んでいました。結果、苦手教科に着手しなかったり、得意教科を軽んじたり、テスト前に提出する課題をやっていなかったり。まんべんなくやっているように見えて、わからないことを放置していたり。

以前の塾では特に短期的なスケジュールを組んでくれておらず、自己流を試しては失敗、試しては失敗でした。一方で、最後に行った塾では、一緒に2週間スケジュールを時間単位でブレイクダウンしてくれ、実施したか否かのチェックもしてくれました。

IT系でいうところのプロジェクト管理、WBS(Work Breakdown Structure)をイメージさせるもの。中学生に勉強を教えるだけなら、大学生でも親でもできるところ、こういった勉強の方法的なものを管理してくれたのは良い出会いでした。

出会いといえば、この辺のタイミングでアート系JKの娘は美大出身の大人の人と(変な意味ではなく)出会います、知合います。その方はデザイン的なお仕事をなされている方で、話をしていく中でなんとなく身近にそういう仕事を目指したいと思っていたようです。このタイミングは本当にたまたまだったのですが、本当に重要な出会いだったように思います。

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